神戸市須磨区の 「はたにクリニック」 の心臓リハビリテーションで弱った体を元気に

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2024年11月11日

神戸市須磨区の 「はたにクリニック」 の
心臓リハビリテーションで
弱った体を元気に

神戸市須磨区の 「はたにクリニック」 の心臓リハビリテーションで弱った体を元気に
神戸市須磨区の 「はたにクリニック」 の心臓リハビリテーションで弱った体を元気に
神戸市須磨区の 「はたにクリニック」 の心臓リハビリテーションで弱った体を元気に

はたにクリニックは、須磨区高倉台で長年地域医療に貢献してきた羽渓医院を前身とし、2022年10月にリニューアルオープンした循環器内科・一般内科クリニックです。新たに心臓リハビリテーションを導入し、より専門性の高い医療をご提供しています。
須磨区、長田区、垂水区では数少ない慢性期の心臓リハビリテーションを提供するクリニックとして、地域医療の重要な役割を担っています。心不全や不整脈などの循環器疾患、糖尿病、高血圧などの生活習慣病、そして風邪・発熱などの一般内科診療まで幅広く対応し、地域の皆様の健康をトータルでサポートしています。

院長よりメッセージ

院長羽溪 優Hatani Yutaka
院長羽溪 優Hatani Yutaka

羽溪 優

Hatani Yutaka

はたにクリニックでは、心臓リハビリテーションのための最新機器を導入し、理学療法士を含む専門スタッフが患者さま一人ひとりに合わせたプログラムをご提供しています。日本循環器学会認定循環器専門医かつ日本超音波医学会超音波専門医である院長が直接診療することで、高度な専門性に基づいた安全で効果的なリハビリテーションを実現しています。
他院から心臓リハビリテーションの継続を希望される方も積極的に受け入れており、病院での急性期治療後の継続的なケアを地域で完結できる環境を整えています。

featuresfeatures

科学的エビデンスに裏付けられた効果的なプログラム

科学的エビデンスに裏付け
られた効果的なプログラム

心臓リハビリテーションは科学的根拠に基づく効果が証明されており、症状改善から死亡率低下まで幅広い効果が期待できます。

医学的管理と一体化した総合的アプローチ

医学的管理と一体化した
総合的アプローチ

循環器専門医による医学的管理と運動療法が一体となり、安全かつ最大限の効果を引き出す包括的プログラムをご提供しています。

患者さまの生活全体を豊かにする視点

患者さまの生活全体を
豊かにする視点

単なる機能回復だけでなく、社会参加や活動範囲の拡大など、患者さまの生活の質を総合的に向上させることを重視しています。

interviewinterview

院長羽渓優(はたにゆたか)先生に 独自取材

心臓リハビリテーションの主なメリットを教えてください。

心臓リハビリテーションは心臓疾患の患者さまが健康を取り戻すための総合的なプログラムです。
主な3つのメリット

  • 単に運動するだけでなく、筋力回復、認知機能向上、活動性の増加など、様々な側面で「元気になれる」ことが最大の特徴です。
  • 心臓リハビリは「これだけやると良くなる」というエビデンスがしっかりと確立されています。整形外科のリハビリとは違い、効果の裏付けがあるのが特徴です。
  • 運動することで心臓機能が改善し、旅行に行けるようになったり、日常生活がより豊かになります。心不全症状や狭心症状が軽減し、介護負担も減るなど、様々なプラスの効果があります。

心臓リハビリテーションはどのくらいの頻度で行うのが効果的ですか?

データ的には週3回のリハビリが最も効果的です。「元気になる速度」という観点では週3回が一番高く、週2回がその次です。週1回では現状維持が精一杯というのが実情です。週2〜3回通院していただくことで、心臓の機能は着実に回復し、日常生活の質も向上していきます。

心臓リハビリテーションはどのくらいの頻度で行うのが効果的ですか?
どのような年齢の方が活用されているのですか?

幅広い年齢層の方が来られています。高齢の方でも80代の方が元気に参加されていますよ。リハビリテーションは決まったプログラムで行うことで効果が出ることが証明されていますので、しっかりと取り組んでいただくことが大切です。

心臓リハビリテーションはどのような人におすすめですか?

基本的には幅広い方に適したリハビリテーションだと思います。特に心筋梗塞後や心臓弁膜症治療後の方が多いですが、フレイル(虚弱)予防として利用される方もいらっしゃいます。

大切なのは「元気になりたい」という意欲です。

モチベーションの面ではジムと同じで、「全部おまかせ」という姿勢では効果が出にくいです。何か目標があるとよいですね。例えば「もっと活動的になりたい」「旅行に行けるようになりたい」といった具体的な目標があれば、リハビリへの取り組みも積極的になります。

ただし、効果は月単位で現れてくるものなので、1回だけの参加ではなく、継続的に週2〜3回来ていただくことが大切です。「元気になって何かしたい」という思いがある方には特におすすめです。

心臓リハビリテーションと一般的なリハビリの違いはなんですか?

心臓リハビリテーションの最大の特徴は「エビデンス(科学的根拠)に基づいたプログラム」であることです。「これだけやれば、これだけ良くなる」というデータがしっかりと確立されています。いわば「ベルトコンベアに乗るか乗らないか」という話で、プログラムに沿って取り組めば確実に効果が出ることが証明されているのです。

また、単なる運動療法ではなく医学的管理の一環として行われる点も特徴です。リハビリを通じて患者さまの自宅でのセルフケア状況やむくみなどの心不全症状をチェックし、必要であれば外来診療に繋げることができます。

早期に対応することで、入院せずに心不全をコントロールできるというメリットもあります。

心臓リハビリテーションで具体的にどんな運動をするのですか?

心臓リハビリテーションでは、主にエルゴメーター(自転車漕ぎ)と筋力トレーニングを組み合わせたプログラムを行います。まずエルゴメーターで有酸素運動を行い、心肺機能を向上させます。これは心臓のポンプ機能を強化し、血液循環を改善する効果があります。

その後、筋力トレーニングとして、重りを持ってスクワットや、ダンベルカール、トレーニングチューブを使った運動などを行います。これらの筋力トレーニングは全身の筋肉を強化し、基礎代謝を上げるとともに日常生活での活動性を高めるのに役立ちます。
すべての運動は患者さまの状態に合わせて、安全に行える強度と時間で設定します。また、運動中は常に血圧や脈拍などをモニタリングし、過度な負担がかからないよう注意深く見守ります。

心臓リハビリテーションで具体的にどんな運動をするのですか?

当院の心臓リハビリテーションの特徴は何ですか?

当院の心臓リハビリテーションには、いくつかの特徴があります。
循環器専門医かつ超音波専門医が直接診療にあたり、専門性の高い医学的管理を行っています。専属の理学療法士も在籍しており、患者さまお一人ひとりの状態に合わせたプログラムをご提供しています。

また、須磨区、長田区、垂水区ではほとんど実施していない慢性期の心臓リハビリテーションを提供しているのも大きな特徴です。急性期は大きな病院で行われますが、退院後の継続的なリハビリは当院のような専門クリニックが担っています。他院からリハビリだけを目的に来院される方も受け入れており、地域の心臓リハビリテーションの拠点としての役割を果たしています。

リハビリと同時に心臓の状態をしっかりと評価し、必要に応じて薬の調整や食事指導なども行っています。トータルケアの視点から、患者さまの健康を支えることを大切にしています。

心臓リハビリテーションの効果はどのくらいで実感できますか?

心臓リハビリテーションの効果は、個人差がありますが、一般的に継続的に週2〜3回のリハビリを行うことで、月単位で効果を実感されることが多いです。1回や2回の参加では大きな変化は感じにくいかもしれませんが、継続することが重要です。

これまでの経験から、定期的に通われている方は80代後半の方でも驚くほど元気になり、海外旅行に行かれるケースもあります。心臓の手術後にベッドでゴロゴロしていた方が、リハビリテーションを継続することで温泉旅行に行けるまでに回復されるなど、著しい改善が見られることも少なくありません。

運動による効果だけでなく、定期的に通院することで心臓の状態を定期的にチェックできるため、異変があればすぐに対応できるという安心感も大きなメリットですね。むくみが出始めた時に早期に対応することで、入院せずに済むケースも多いです。

心臓リハビリテーションは短期的な効果だけでなく、長期的な健康維持と生活の質の向上を目指すプログラムです。

心臓リハビリテーションを始める際、持ってくるものや準備することはありますか?

心臓リハビリテーションを始める際に特別に用意するものはそれほど多くありません。基本的には運動できる服装と運動靴(シューズ)をご用意ください。動きやすい服装であれば十分です。

また、水分補給が非常に重要ですので、水やお茶などの飲み物はお持ちいただくことをおすすめします。特に心不全の患者さまは水分管理が重要なので、スタッフが適切な量を指導することもあります。

リハビリ開始前には必ず医師の診察があり、患者さまの状態に合ったプログラムを作成します。不安なことがあれば、遠慮なくスタッフにお尋ねください。

心臓リハビリテーション中に気をつける点や注意することはありますか?

心臓リハビリテーション中の注意点としては、まず自分の体調をしっかりと把握し、無理をしないことが大切です。「頑張りすぎる」ことは逆効果になる場合もあるので、設定されたプログラムの範囲内で行うようにしましょう。

リハビリ中に胸痛や極端な息切れ、めまいなどの症状が現れた場合は、すぐにスタッフに伝えてください。また、リハビリ前後の水分補給もとても重要です。特に心不全の方は適切な水分管理が必要なので、スタッフの指示に従ってください。

自宅でのセルフケアも重要なポイントです。具体的には、塩分の摂りすぎに注意したり、毎日少しずつでも歩いたりするなど、日常生活の中でできることを継続することが大切です。

心臓リハビリテーション中に気をつける点や注意することはありますか?

心臓リハビリテーションで期待できる具体的な効果を教えてください。

心臓リハビリテーションでは多くの具体的な改善が期待できます。まず、心肺機能の向上があります。心臓のポンプ機能が改善し、より効率よく体に酸素や栄養を送ることができるようになります。その結果、日常生活での息切れや疲労感が減少し、階段の上り下りや歩行などがより楽にできるようになります。

筋力の回復も重要な改善点です。心臓疾患後は安静にしていることが多く、筋力が低下していることがあります。リハビリにより筋力が増加すると、転倒リスクの減少や日常動作の自立度向上につながります。

心臓疾患に関連する症状(狭心症状や心不全症状など)の軽減も期待できます。適切な運動と生活指導によって、胸痛やむくみなどの症状が改善することも少なくありません。

長期的には認知機能の維持・向上、心理的な効果(不安やうつ状態の改善)、生活の質の全体的な向上などが期待できます。実際に、海外旅行に行けるようになったり、趣味の活動を再開できたりするなど、社会生活の広がりを実感される方も多いです。

心臓リハビリテーションはいつまで続ければよいのでしょうか?

心臓リハビリテーションの期間については、個人の状態や目標によって異なりますが、多くの方は長期的に継続されています。急性期(心筋梗塞や心臓手術後など)のリハビリは通常3〜6ヶ月程度継続しますが、その後も慢性期のリハビリとして続けることで効果が維持されます。

心臓疾患の多くは慢性的な管理が必要な状態です。リハビリテーションを中断すると、せっかく得られた効果が徐々に低下してしまうことがあります。特に週1回程度ではあまり効果が期待できず、現状維持が精一杯です。週2〜3回の継続が理想的です。

心臓リハビリテーションは、「いつまで」というよりも、健康維持の一環として継続することをおすすめします。

心臓リハビリを受けながら、自宅でできる運動や生活上の注意点はありますか?

心臓リハビリテーションを受けながら自宅でも継続的な取り組みをすることで、より効果的な結果が得られます。

自宅でのセルフケア

  • ウォーキングなどの有酸素運動がお勧めです。医師と相談の上、適切な強度と時間を設定し、無理のない範囲で定期的に行いましょう。
  • 日常生活の中で意識的に体を動かすことも重要です。エレベーターよりも階段を使う、少し離れた場所へは歩いていく、家事を積極的に行うなど、活動量を少しずつ増やしていくことが効果的です。

生活上の注意点

  • 塩分制限が挙げられます。心不全の方は特に塩分の取りすぎに注意が必要です。また、規則正しい生活リズムを心がけ、十分な睡眠を取ることも重要です。極端な温度変化(特に熱いお風呂やサウナ)は避け、アルコールやタバコは医師の指示に従いましょう。
  • 処方されたお薬は必ず指示通りに服用し、体調の変化(むくみの増加、息切れの悪化、体重の急激な増加など)があれば速やかに医師に相談してください。

自宅での取り組みについて不安なことがあれば、リハビリの際にスタッフに相談することをお勧めします。

Message記事を見られている方へ
メッセージ

心臓リハビリテーションは、心臓疾患を抱える方の「元気になる」を全力でサポートするプログラムです。単に心臓機能を改善するだけでなく、筋力回復、認知機能向上、そして何より日常生活の活動範囲を広げることを目指しています。
当院では循環器専門医と理学療法士が連携し、お一人ひとりに合わせた安全で効果的なリハビリプログラムをご提供しています。
心臓の病気によって諦めていた活動も、リハビリを通じて再び楽しめるようになるかもしれません。ぜひご活用ください。

所在地
〒654-0081
兵庫県神戸市須磨区高倉台1-1-7
TerrasMaクリニックモール103
交通手段

山陽電鉄本線 月見山駅
JR神戸線(神戸~姫路) 
須磨駅
山陽電鉄本線 山陽須磨駅

駐車場 有/

患者さま専用駐車場あり

URL
https://hatani-cl.com/
https://hatani-cl.jp/
この記事の監修医師

Doctordoctor

この記事の監修医師

羽溪 優 院長
はたにクリニック

兵庫医科大学卒業後、神戸大学大学院博士課程を修了。神戸大学医学部附属病院、神戸労災病院、兵庫県立淡路医療センター、神戸医療センターなどの医療機関で研鑽を積み2022年、羽渓医院を継承、移転・リニューアルし、はたにクリニックを開院しました。日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定内科医、日本超音波医学会超音波専門医などの専門性の高い資格を持ち、循環器分野における質の高い診療をご提供しています。

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