京都市伏見区の「医療法人社団沖医院」で、安全・正確な大腸カメラ検査を受けて大腸がんの早期発見を

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2025年05月09日

京都市伏見区の「医療法人社団
沖医院」で、
安全・正確な
大腸カメラ検査を受けて
大腸がんの早期発見を

京都市伏見区の「医療法人社団沖医院」で、安全・正確な大腸カメラ検査を受けて大腸がんの早期発見を

京都市伏見区に位置する当院は、消化器疾患の診療に力を入れているクリニックです。日本では大腸がんによる死亡者数が増え続けていますが、その理由は初めての大腸カメラ検査を受けるタイミングが遅すぎることにあります。50歳を超えたら症状がなくても一度は大腸カメラを受けることをおすすめします。命に関わるような進行した大腸がんは、多くの場合人生で初めて受けた大腸カメラで発見されるのです。当院では精密かつ安全な検査環境を整え、患者さまの命を守るための早期発見・早期治療に全力で取り組んでいます。

院長よりメッセージ

院長 沖 映希 Teruki oki
院長 沖 映希 Teruki oki

沖 映希

Teruki oki

当院では大腸カメラ検査において「安全性」「正確性」「快適性」を最重視しています。特に高齢化が進む中、初めて大腸カメラを受ける方が増えていますが、腸閉塞寸前の大腸がんや高度の便秘があると命に関わる危険があります。そこで検査の1週間前に必ず事前診察をおこない、患者さま一人ひとりの状態に合った準備を心がけています。

featuresfeatures

患者さまの安全を第一に考えた事前診察の徹底

患者さまの安全を第一に
考えた事前診察の徹底

沖医院では大腸カメラ検査の1週間前に必ず事前診察をおこない、腸閉塞や進行がんの有無を確認します。これは単なる形式的な診察ではなく、高齢者や初回検査の方に潜む危険性を事前に察知するために大切にしています。この徹底したアプローチが、沖医院の大腸カメラ検査の大きな特徴と言えます。

初回検査の重要性を理解した精密な検査技術

初回検査の重要性を
理解した精密な検査技術

大腸がんによる死亡者数が増え続ける日本において、沖医院では「初回の大腸カメラ検査」が最も重要との認識を強く持っています。命に関わるような進行大腸がんは、多くの場合人生で初めて受ける検査で発見されるからです。50歳を超えたら症状がなくても一度は受けるべきという思いと合わせて、患者さまの命を守るために初回検査の質にこだわる姿勢が伝わってきます。

正確な診断のための総合的アプローチ

正確な診断のための
総合的アプローチ

沖医院の大腸カメラ検査は「見る」だけで終わりではありません。必要に応じて超音波検査やCTなど複数の検査方法を組み合わせ、より確実な診断を目指しています。患者さまのご負担を最小限にしながらも病気の早期発見・早期治療を実現。内視鏡検査は技術だけでなく、判断力が問われる検査であることを理解した診療がおこなわれています。

interviewinterview

院長 「沖 映希(おき てるき)先生」に独自取材

先生は大腸カメラ検査において、どのようなポイントを特に重視されていますか?

大腸カメラ検査で最も重視しているのは、次の3つのポイントです。

  • 安全性
  • 正確性
  • 快適性
先生は大腸カメラ検査において、どのようなポイントを特に重視されていますか?
安全性についてくわしく聞かせください

特に高齢者や初めて検査を受ける方の場合、腸閉塞などの危険リスクを事前に評価し、適切な準備をおこないます。大腸内に進行がんがある場合、検査用の下剤で命の危険につながる可能性もあるため、事前診察を必ずおこなっています。

正確性とは?

大腸は比較的病変の範囲が分かりやすく、ポリープなどの治療が必要かどうかの判断もしやすい部位です。しかし、だからこそ見落としのないよう、慎重に検査をおこなうことが重要です。

快適性についてもお話をお聞かせください

下剤の量や種類を患者さまの状態に合わせて調整することで、検査の負担を軽減します。特に高齢者や便秘の傾向がある方には、事前に腸内環境を整えるなどの工夫をしています。

大腸カメラの検査前に事前診察が必要なのはなぜですか?

大腸カメラの検査前に事前診察をおこなう理由は、患者さまの安全を確保するためです。特に高齢者や初めて検査を受ける方の場合、腸内に進行した大腸がんがあり、完全に閉塞している可能性があります。そのような状態で2リットルもの下剤を飲むと、腸閉塞を起こして命の危険につながる恐れがあります。

当院では、こうした危険を防ぐため、必ず検査の1週間前に来院していただき、問診や必要に応じて超音波検査などをおこないます。また、便秘傾向がある方や腸内に便が多く残っている方は、同じ量の下剤を飲んでも負担が大きくなるため、あらかじめ腸内の便をできるだけ出しておくなどの対策もおこないます。患者さま一人ひとりの状態に合わせた準備で、安全かつ快適な検査を目指しています。

大腸カメラ検査は痛いですか?不安なのですが。

大腸カメラ検査に対する不安は多くの方が抱えておられますが、当院では患者さまのご負担を軽減するためのさまざまな工夫をしています。

まず、当院では鎮静剤を使用した検査をおこなっており、多くの患者さまは検査中にうとうとした状態で受けることができます。また、内視鏡機器も年々進化しており、以前に比べて細く柔らかいスコープを使用することで、痛みの少ない検査が可能になっています。

もちろん、個人差や腸の形状によって感じ方は異なりますが、適切な前処置(下剤の服用など)をすることで、スムーズな検査が可能になります。検査に不安がある場合は、事前に医師や看護師にお伝えください。不安を和らげる対応をさせていただきます。
最も大切なのは、検査の一時的な不快感を避けるあまり、命に関わる病気の発見が遅れることのないようにすることです。検査を受けた多くの方が「思ったより大丈夫だった」とおっしゃいます。

大腸カメラ検査は痛いですか?不安なのですが。
大腸カメラ検査の下剤がつらいという声をよく聞きますが、何か対策はありますか?

大腸カメラ検査前の下剤についてのご不安は多くの方が持っておられます。実は私も下剤を飲むのは好きではありません。しかし、腸をきれいにするには一定量の水分が必要なのです。
下剤の負担を軽減するための工夫として、当院では患者さまの状態に合わせた調整をおこなっています。例えば、便秘傾向の強い方には事前に軽い下剤を処方したり、前回の検査で「たくさん飲めなかった」という方には、便の状態を見ながら飲む量を調整したりしています。

また、下剤を飲む際のコツとしては、冷やして飲むと飲みやすくなることが多いです。少量で効果を出そうとすると逆に濃度が高くなって飲みにくくなるため、適量をしっかり摂ることが大切です。検査の正確性を保ちながらも、できるだけ苦痛の少ない方法を患者さまと一緒に考えていきます。

どのような症状があれば大腸カメラ検査を受けた方がよいですか?

大腸カメラ検査を受けるべき症状や状況としては、

  • 便に血が混じる
  • 便の色や形状が変わった
  • 便が細くなった
  • お腹が張る感じ

このような症状がある場合は、早めに受診されることをおすすめします。

特に出血や便通の変化は、大腸の病気のサインである可能性があります。

また、便潜血検査で陽性と言われた場合は、たとえ症状がなくても必ず精密検査として大腸カメラを受けてください。職場や自治体の健康診断での便潜血検査で「要精密検査」と言われたのに放置される方が多いのですが、これは命に関わる危険があります。

症状がなくても50歳を超えたら、一度は大腸カメラを受けておくことをおすすめしています。

日本では大腸がんの死亡者数が増え続けていますが、その大きな理由は初めての大腸カメラ検査を受けるタイミングが遅すぎることにあります。命に関わるような進行した大腸がんは、多くの場合、人生で初めて受けた大腸カメラ検査で発見されるのです。

大腸がんのリスクが高い人はどのような人ですか?

大腸がんのリスクが高まる要因としては、

  • 年齢が上がるにつれてリスクは高まり、特に50歳を過ぎると発症率が上昇します。また、家族に大腸がんや大腸ポリープの既往歴がある方も注意が必要です。
  • 生活習慣面では、赤身の肉や加工肉の多量摂取、高脂肪・低繊維質の食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒などがリスク要因として知られています。肥満や糖尿病の方もリスクが高まります。
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)を長期間患っている方も、大腸がんのリスクが高くなります。

これらのリスク要因が一つでもある方は、定期的な検査でのチェックをおすすめします。

特に注意していただきたいのは、「症状がないから大丈夫」と思い込まないことです。初期の大腸がんは自覚症状がほとんどないケースが多く、症状が現れた時にはかなり進行していることがあります。早期発見のためには、リスク要因の有無にかかわらず、定期的な検査が最も効果的です。

大腸がんのリスクが高い人はどのような人ですか?

日本では大腸がんが増えている理由は何ですか?アメリカは減っているとのことですが。

日本で大腸がんの死亡者数が増え続けている一方、アメリカでは減少しているという違いがあります。この大きな理由は検診システムの違いにあります。
アメリカでは大腸がん検診が徹底されており、10年に一度は大腸内視鏡検査を受けることが一般的です。また、検診で異常があった場合、治療費の負担軽減など受診を促進する仕組みがあります。アメリカは医療費が高額になりやすい国ですが、予防にはしっかりと投資しているのです。

一方、日本では検診を受けるかどうかが個人の自由とされ、便潜血検査で異常があっても精密検査を受けなくてもペナルティはありません。また検診方法も長年ほとんど変わっていません。その結果、検診を受けない、あるいは異常があっても放置するケースが多く、発見が遅れて進行がんになってしまうことが少なくありません。

日本の大腸がん死亡率を下げるためには、検診受診率を上げること、そして異常があった場合は必ず精密検査を受けることが重要です。特に初回の大腸カメラ検査を早い段階で受けることが、命を守るカギとなります。

大腸カメラ検査と胃カメラ検査は同じ日に受けられますか?

以前は同日に両方の検査をおこなっていましたが、現在は人員の関係で別の日にご案内しています。

胃カメラと大腸カメラは検査の目的や準備方法が異なります。特に大腸カメラは前日からの食事制限や大量の下剤を飲む必要があるため、胃カメラよりも身体的負担が大きい傾向があります。そのため、別々の日に検査を受けることで、患者さまの体調管理がしやすくなるというメリットもあります。
ただし、遠方からお越しの方や何らかの事情で同日に受けたい方については、個別にご相談ください。患者さまの状況に応じて、可能な限り対応させていただきます。

大腸の超音波検査で大腸がんは見つかりますか?

超音波検査で大腸がんが見つかる場合もありますが、それは病気がかなり進行している場合がほとんどです。超音波検査は腸壁の外側からの検査であり、初期の大腸がんを発見するのには限界があります。

当院では、大腸カメラ検査の前に超音波検査をおこなうことがありますが、これは主に腸閉塞などの危険がないかを確認するためであり、がんの早期発見を目的としたものではありません。

大腸がんを早期に発見するには、やはり大腸カメラ検査が最も効果的です。

超音波検査で「異常なし」と言われても安心せず、症状が気になるようであれば大腸カメラ検査をおすすめします。特に50歳を超えた方は、一度は大腸カメラ検査を受けておくことが大切です。

会社の健康診断で便潜血検査に引っかかりましたが、そのままにしておいて大丈夫でしょうか?

便潜血検査で異常があったにもかかわらず精密検査を受けないことは、非常に危険です。どんな形の検診であれ、精密検査をすすめられた場合は、必ず受けるようにしてください。

便潜血検査は大腸がんのスクリーニング検査として有効ですが、陽性だからといって必ずがんがあるわけではありません。しかし、早期大腸がんやポリープなどの前がん病変が見つかる可能性があります。これらは早期に発見して治療すれば完治が期待できる病気です。
便潜血検査で「要精密検査」と言われた方は、できるだけ早く大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。

大腸カメラ検査はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

大腸カメラ検査の頻度は、検査結果や個人のリスク要因によって変わります。
一般的には、検査で異常がなかった場合、その後5年程度は検査の必要がないとされています。ポリープを切除した場合は、ポリープの大きさや数、種類によって次回検査の時期が決まります。多くの場合、1〜3年後の再検査が推奨されます。

家族歴がある方や炎症性腸疾患などのリスク要因がある方は、より頻繁な検査が必要になることがあります。具体的な検査間隔については、検査結果を踏まえて医師が個別に判断しますので、その指示に従うことが大切です。

一度も大腸カメラ検査を受けたことがない方、特に50歳を超えている方は、まずは一度検査を受けることは大切です。

命に関わるような進行大腸がんは、多くの場合、初回検査で発見されるからです。

大腸がんは早期に発見すれば完治するのでしょうか?

大腸がんは早期に発見すれば完治するのでしょうか?

大腸がんは、早期に発見すれば完治する可能性が非常に高い癌の一つです。早期大腸がん(粘膜内や粘膜下層にとどまるもの)の5年生存率は90%以上と言われています。
大腸の早期がんやポリープは、大腸カメラ検査中に内視鏡的に切除できることが多く、開腹手術が必要ないケースも少なくありません。これにより、入院期間の短縮や身体への負担軽減といったメリットがあります。

一方、がんが進行して腸壁の外側まで広がったり、リンパ節転移や他臓器転移を起こしたりすると、治療が複雑になり、完治が難しくなることもあります。だからこそ、早期発見・早期治療が非常に重要なのです。
大腸がんの初期症状は軽微であることが多いため、症状が出てから検査を受けるのではなく、定期的な検診を通じて早期発見を目指すことをおすすめします。

Message記事を見られている方へ
メッセージ

大腸がんは日本人のがん死亡原因として上位を占めており、残念ながらその数は増え続けています。しかし、定期的な検査によって早期発見・早期治療が可能な病気でもあります。

初回の大腸カメラ検査を受けるタイミングの重要性です。
命に関わるような進行した大腸がんは、多くの場合、人生で初めて受けた大腸カメラ検査で発見されます。50歳を超えたら、症状がなくても、一度は大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。

また、便潜血検査で異常があった場合は、必ず精密検査を受けてください。「忙しい」「怖い」という理由で検査を先送りにすると、治療可能だった病気が進行してしまうことがあります。

当院では患者さまの安全と快適さを第一に考え、お一人ひとりに合わせた検査を心がけています。検査に不安がある方も、まずはご相談ください。

所在地
〒612-8024
京都府京都市伏見区桃山町
根来2-3
交通手段

京阪宇治線「桃山南口駅」
より徒歩5分

無料駐車場:10台完備

URL
https://icho-kyoto.or.jp/
内科・消化器内科 医療法人社団 沖医院
この記事の監修医師

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この記事の監修医師

沖 映希 院長
医療法人社団 沖医院

京都府立医科大学を平成6年に卒業し、医学博士号を取得。昭和43年に先代院長である父より医院を引き継ぎ、現在も同地で診療をおこなっている。「楽に 正確に 迅速に」をモットーに、患者さまの負担を軽減しながらも正確な診断を心がけて治療にあたっている。専門は消化器領域(食道・胃・大腸・肝臓・膵臓)を幅広くカバーし、特に内視鏡検査・治療に精通。大腸カメラ検査では安全性を最重視し、胃カメラではピロリ菌除菌後の経過観察の重要性を啓発。また腸内細菌と全身の健康との関係にも造詣が深く、腸活指導もおこなう。患者さまとの対話を大切にし、症状や検査結果を総合的に判断する診療姿勢が特徴。「命に関わる病気の早期発見」を第一に考え、一人ひとりに最適な医療を提供し続けている。

TEL075-621-1136

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