2026年1月30日
京都の「京都耳鼻咽喉音聲手術医院」のトランスジェンダー外来で、音声手術を通じて生活の質(QOL)を高める

京都耳鼻咽喉音聲手術医院は、本院(京田辺市)と京都駅前院の2拠点で診療を行っています。声の高さや響きの違和感に悩むトランスジェンダーの方々に対して、専門的な音声手術を提供し、見た目と声の印象を自然に調和させることを目指しています。声のトーンを整えることで、日常生活の中で自信を持って過ごせるサポートを行っています。
医療法人顕夢会
京都耳鼻咽喉音聲手術医院
理事長 廣芝 新也

理事長廣芝 新也
Shinya Hiroshiba
耳鼻咽喉科頭頸部外科の専門医として、声の専門領域においても精度の高い技術を確立しています。喉頭形成術や声帯短縮術(ウェンドラー法)など、国内でも限られた手術を安全に行う体制を整えています。カウンセリングから術後フォローまで丁寧に対応し、「その人らしい声」で生きられるよう支援しています。
featuresfeatures医療ライターから見た
京都耳鼻咽喉音聲手術医院の
トランスジェンダー外来の特徴

声の悩みに専門的に対応する、国内でも数少ない医療体制
トランスジェンダーの方が抱える「声の違和感」に寄り添い、見た目と声の印象を自然に調和させることを目指しています。声の高さや響きの調整だけでなく、生活の背景や希望をふまえ、お一人ひとりに最も合った声のトーンを丁寧に導き出しています。その姿勢に、この医院ならではの専門性と深い理解が感じられます。

二つの術式に対応し、希望に沿った最適な治療を提案
声を高くする手術には、喉頭を切開して行う喉頭形成術と、外から切らずに行う声帯短縮術(ウェンドラー法)があります。京都耳鼻咽喉音聲手術医院では、どちらの術式にも対応し、目的や身体の状態に合わせて最適な方法を提案しています。患者様の希望を尊重しながらも、リスクと効果のバランスを見極め、最も自然で満足度の高い結果を導くことを大切にしています。

オンライン対応と短期滞在手術で、全国・海外からも受診可能
オンラインでの相談から術後のフォローまで一貫して対応できる体制を整えており、遠方や海外からの来院にも柔軟に対応しています。手術は日帰りまたは1泊で完了し、術後の特別な処置も必要ありません。多様な背景を持つ方々が安心して声の治療を受けられるよう、場所や時間の制約を超えたサポートを実現しています。
interviewinterview理事長「廣芝 新也 (ひろしば しんや) 先生」 に独自取材

声を高くする手術には、どのような方法がありますか?
- 喉を外から切開して行う「喉頭形成術」
- 外を切らずに口の中から行う「声帯短縮術(ウェンドラー法)」
当院では両方の手術に対応しており、患者様のご希望や身体の状態に合わせて最適な方法を選択しています。二つの術式を扱える施設は国内でも限られており、当院の大きな特徴のひとつです。

それぞれの手術法にはどんな違いがありますか?
喉頭形成術は声帯の音機能を改善するために、喉頭の枠組みとなる軟骨を操作する手術です。術中に声の高さを調整しながら行えます。
声帯短縮術は外を切らずに行えるために喉に傷を残したくない方に適しています。全身麻酔下のため術中に声の高さの調整は行えない手術です。
ご希望があればウェンドラー短縮術・甲状軟骨形成術と同時に喉頭隆起切除を行う事も可能です。数mmほど喉頭隆起の切除を行い、喉仏の出っ張りを目立ちにくくさせる施術です。
声帯短縮術と同時に行う場合は頚部に切開創が生じます。術後 1週間ほどで抜糸を行い、傷口は治ります。1年から2年ほどで傷痕は目立たなくなる方が殆どです。
手術を2つとも行うこともあるのですか?
はい、あります。喉頭形成術と声帯短縮術の両方を行うケースもあります。
最初の手術で希望する声の高さに届かない場合、もう一方の手術を追加することでより理想に近づけることができます。
声の響きや質感には個人差が大きいため、段階的に調整することで自然で無理のない仕上がりを目指しています。
手術の所要時間はどのぐらいですか?

手術の所要時間は約1時間ほどです。
整体短縮術は全身麻酔、咽頭形成術は局所麻酔で行います。ご希望があれば、静脈麻酔の追加も可能です。
日帰りで受けられるのですか?
はい、可能です。声の手術は体への侵襲が比較的少ないため、ほとんどの方が日帰りで受けていただけます。ただし、全身麻酔を使用する場合や遠方からお越しの方は、安全のために1泊をおすすめしています。京都駅前には宿泊施設も多く、翌日ゆっくり体調を整えてから帰宅される方が多いです。
術後はどのように声が変わっていくのでしょうか?
手術直後から劇的に変わるわけではありません。声帯や喉の組織が回復する過程で少しずつ変化していきます。術後はボイストレーニングを併用することで、より自然な発声に近づけていきます。希望に応じてオンラインでの発声指導も行っています。
オンラインでの相談や術後フォローにも対応されていますね
はい、手術前のカウンセリングから術後の経過確認まで、オンラインでおこなっています。声の相談は病名を付ける治療ではないので、遠方の方でも事前にしっかりオンラインで打ち合わせができます。術後の消毒や通院も不要ですので、一度の来院で完結するケースがほとんどです。

声のリハビリはどのように行うのですか?
発声の専門家と連携し、個々の声の特性に合わせたリハビリを行っています。正しい呼吸法や発声の使い方を身につけ、無理のない自然な声に整えていきます。オンラインでも指導を行っており、遠方の方も継続的にサポートしています。
海外から手術に来られる方もいると伺いました
国内だけでなく海外から来院される方もいらっしゃいます。日本ではこの分野の手術を専門的に行う施設が限られているため、京都までお越しいただく方が多いです。観光ついでではなく、治療を目的に来られるケースがほとんどです。
トランスジェンダーの方の声の悩みには、どのような背景があるのでしょうか?
声は見た目と同じくらい、人の印象を左右します。
トランスジェンダーの方は、外見が女性的でも声が低い場合に、まわりから違和感を持たれてしまうことがあります。差別というより、無意識の反応によって「何か違う」と思われてしまうのです。その小さな違和感が積み重なって、日常生活で生きづらさを感じておられる方が多いと感じます。声の性質を変えることは簡単ではありませんが、少しでもそのギャップをなくし、自分らしい声でお暮しいただけるよう支援したいと思っています。

トランスジェンダー外来で患者様の対応で心がけていることはありますか?
すべての希望をそのまま実現するのが最善とは限りません。
たとえば「もっと低く、もっと高く」と求められても、過度な調整は声帯への負担やリスクにつながります。
安全性と仕上がりのバランスを見極めながら、ご本人の満足度と、長期的な安定性を両立させることを大切にしています。
本院(京田辺)
- 所在地
- 〒610-0355
京都府京田辺市山手西2-2-3 日東西ビル3F
- 交通手段
-
- JR松井山手駅から徒歩約7分
- 駐車場30台有
- 所在地
- 両院サイト:
https://www.kyoto3387.jp
京都駅前院
- 所在地
- 〒601-8017
京都市南区東九条北烏丸町3-5
- 交通手段
-
- JR京都駅から徒歩5分
- 駐車場なし、近隣に有料駐車場あり
- 所在地
- 京都駅前院サイト:
https://kyoto-ekimae3387.jp
美容サイト(京都駅前院):
https://kyoto-ekimae3387.jp

Doctordoctorこの記事の監修医師

医療法人顕夢会 京都耳鼻咽喉音聲手術医院
理事長 廣芝 新也
京都大学医学部出身。同医学部附属病院および大阪赤十字病院で耳科・音声外科の研鑽を積み、耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の専門医資格を保有し、幅広い経験を重ねてきました。低侵襲で負担の少ない手術を追求し、耳・鼻・音声の各分野で緻密で精度の高い医療を実践しています。トランスジェンダー外来にも力を入れ、すべての人が自分らしく過ごせるよう、生活の質(QOL)を高める医療に取り組まれています。
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