2025年05月08日
大阪府箕面市の 「こばし口腔外科・
歯科総合クリニック箕面」の
口腔外科専門医により、
首から上の悩みを総合的に解決

こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面では、「首から上の悩み事」全般に対応する専門的な口腔外科診療を提供しています。親知らずの抜歯から顎関節症、顔面の怪我まで幅広く診断・治療が可能で、通常なら大学病院でしか受けられない高度な処置も日帰りで受けられます。どこに行けばよいか分からない症状もご相談ください。
院長よりメッセージ


院長小橋 寛薫
Hironobu Kobashi
口腔外科専門医の小橋院長は、大学病院や総合病院での経験から、口腔内だけでなく顔面全体を総合的に診る診療を心がけています。他科との連携経験を活かし、全身状態や服用中のお薬も考慮した安全な治療を提供。敷居が高いと思われがちな口腔外科を身近に感じていただけるよう、丁寧な説明と適切な診断で患者様の不安を解消します。
featuresfeatures医療ライターから見た
「こばし口腔外科・歯科総合
クリニック箕面」の
口腔外科の特徴

首から上の悩み全てに
対応する専門性
当クリニックの口腔外科は、口腔外科専門医による「首から上の悩み事」すべてに対応できる専門科です。口腔内の問題だけでなく、顔面の怪我、顎関節症、頭痛など幅広い症状に対して、適切な診断と治療が可能。どこに相談すべきか迷う症状こそ口腔外科へご相談ください。

大学病院での経験を
活かした全身管理
総合病院や大学病院での勤務経験を活かし、口腔内だけでなく全身状態を考慮した治療をご提供。他科との連携や薬の相互作用の知識が豊富で、持病のある方や服薬中の方も安心して治療を受けることができます。医科との連携経験が患者様の安全を守ります。

高度な処置を日帰りで
受けられる利便性
通常なら大学病院でしか対応できない手術も、約8割は日帰りで実施可能。骨折など複雑な症例にも対応し、専門性の高い治療を身近な場所で受けることができます。長い待ち時間や通院負担なく、高いレベルの口腔外科治療をご提供しています。
こばし口腔外科・
歯科総合クリニック箕面
の紹介動画
interviewinterview院長 「小橋 寛薫」先生に
独自取材

口腔外科とは?患者様はどんなときに受診すべき?
口腔外科は一般的な歯科治療とは異なる専門分野です。当院では「首から上の悩み事」は基本的に相談していただきたいと考えています。
- 口腔内のトラブル:(親知らずの抜歯、口内炎、口腔がんの検査など)
- 顔面のケガや痛み(顔周辺の外傷、顎関節症、頭痛など)
- 判断に迷う症状(どこに行けばよいか分からない首から上の不調全般)

口の中だけでなく、顔の周辺のケガや症状も対応範囲です。直接治療するかどうかは別として、適切な診断を行い、必要であれば耳鼻科や脳神経外科など他科への紹介もできます。例えば、頭痛で来院される方もいらっしゃいますが、実は顎関節症が原因だったというケースもあります。メスを使う処置や抜糸なども含め、首から上のお悩みは幅広く対応可能です。
大学病院と開業クリニックの口腔外科の違いは何ですか?
最大の違いは治療の完結性と待ち時間だと思います。大学病院では対応できる症例の幅は広いものの、予約が3〜4か月待ちということも少なくありません。
当院のような開業口腔外科では、基本的に全体の約8割程度の手術は日帰りで対応可能です。入院設備はないため、1時間以上の長時間手術や出血リスクの高い症例は大学病院をご紹介することもありますが、多くの症例は通院で完結できます。
特に当院では敷居を下げて、ちょっとしたことでも気軽に相談でき、可能なら通院で解決できる環境づくりを目指しています。大学病院での経験を活かし、専門性の高い処置を身近な場所で受けられるのが特徴です。患者様にとっては、通院の負担が少なく、早く治療を開始できるメリットがあります。
口腔外科専門医ならではの強みは何ですか?
口腔外科専門医の最大の強みは、口腔内の問題だけでなく全身との関連を考慮した診療ができる点です。
私自身、大学病院や総合病院での勤務経験があり、医科の先生方と一緒に手術をしたり、チーム医療に携わったりしてきました。そのため、全身的な視点から治療を考えることができます。
例えば、患者様が服用している薬の相互作用や全身疾患への配慮など、一般の歯科医院では対応が難しい部分もしっかりとケアできます。
また「この薬を飲んでいても大丈夫ですか?」といった質問にも的確に回答できることで、患者様に安心感をご提供できるのも強みだと思います。
口腔内だけでなく、その他の体の問題についてもアドバイスができることで、総合的な健康管理のサポートができます。
口腔がんについて教えてください。気をつけるべき症状は?
口腔がんは実はそれほど多くはないのですが、早期発見しやすいのが特徴です。
口腔がんの大きな特徴は「見える」ところにできるということです。胃がんなど内臓のがんと違って、口の中は自分でも確認できる場所ですから、異変に気づきやすいのです。例えば、2週間以上治らない口内炎、舌の痛みが続く、白や赤の斑点ができるといった症状があれば、一度相談していただきたいと思います。
ただ、心配しすぎる必要はありません。口内炎や舌の痛みで来院される方の中で、実際にがんである確率は1%程度と低いものです。当院でも開業して4年ほどで診断した口腔がんは10人に満たない程度です。テレビでがんの特集が放送されると翌週は不安で来院される方が増えますが、多くは良性の症状です。念のための検査を受けて安心していただくことも大切です。

顎関節症の症状と治療方法について教えてください
顎関節症は口を開け閉めする際の痛みや、カクカク音、開口制限などの症状が特徴的です。
原因はさまざまですが、噛み合わせの問題、ストレスによる歯ぎしりや食いしばり、姿勢の悪さなどが関連していることが多いです。まずは詳しい検査で状態を確認し、症状に合わせた治療を提案します。
基本的な治療としては、マウスピースの使用によるかみ合わせの調整、顎関節の運動療法、生活習慣の改善などがあります。重症例では薬物療法を併用することもあります。頭痛やめまい、肩こりなど、一見関係なさそうに見える症状の原因が顎関節症であることも少なくありません。「どこに行っても原因が分からない」という頭痛や顔の不調があれば、顎関節症の可能性も考えて口腔外科を受診してみることをお勧めします。
口腔外科で行う手術にはどのようなものがありますか?
口腔外科で行う小手術は多岐にわたりますが、日帰りで対応できるものが多いのが特徴です。
最も多いのは親知らずの抜歯ですが、その他にも埋伏歯(正常に生えてこない歯)の抜歯、口腔内の小さな腫瘤の切除、歯根嚢胞の摘出などがあります。また、インプラント治療の前段階としての骨造成手術や、歯肉の形成手術なども行っています。
顔面の小さな外傷の縫合や、口腔内の炎症に対する切開・排膿なども当院で対応可能です。特に当院では鎮静法を使うことで、複雑な処置も患者様の負担を軽減しながら行えるのが強みです。骨折の治療も、症例によっては日帰りで対応できることがあります。処置時間が1時間以内で、出血リスクが低い場合は、基本的に日帰り手術として行うことができます。
子どもの口腔外科治療について教えてください
小さなお子様こそ、専門的な口腔外科治療が必要なケースがあります。
子どもの場合、先天的な口腔内の異常や、転倒などによる顔面のケガが多く見られます。特に子どもは大人と違って、治療に対する不安や恐怖が大きく、じっとしていられないことが課題です。当院では子どもの特性に配慮した治療を心がけており、必要に応じて鎮静法や笑気ガスを使用して、負担を軽減しています。
実は小さいお子様ほど入院が難しいケースもあります。ちょっとした処置のために入院となると、1泊2日ほどの入院が必要になりますが、当院では日帰りで対応できることが多く、お子様と保護者の方の負担を減らすことができます。子どもの口腔外科治療に関するご不安があれば、まずはご相談ください。年齢に応じた適切な対応方法をご提案します。

口腔外科治療の痛みの管理はどのように行われますか?
痛みの管理は患者様の不安を和らげる重要な要素です。
基本的には局所麻酔を使用して痛みを抑えますが、麻酔注射自体の痛みを軽減するために表面麻酔を先に塗ったり、極細の注射針を使用したりといった工夫を行っています。また、処置の内容や患者様の不安の程度に応じて、笑気ガス(亜酸化窒素)による軽い鎮静や、静脈内鎮静法を用いることもあります。
特に口腔外科処置では、術後の痛みについても適切に管理する必要があります。当院では術後の痛みを最小限に抑えるよう、処置時間の短縮や丁寧な縫合を心がけるとともに、必要に応じて適切な鎮痛剤の処方も行っています。実際に「痛くなかった」という患者様の感想をいただけることが多いです。
口内炎が治らない場合、どのような検査を行いますか?
2週間以上治らない口内炎は、専門的な検査を受けることをお勧めします。
まずは視診と触診で状態を確認し、必要に応じて組織検査(生検)を行います。この検査では口内炎の一部を採取して、顕微鏡で細胞を調べることで、良性か悪性かを判断します。また、特殊な染色液を使って異常のある細胞が染まるかを確認する検査や、光を用いた検査機器で異常を視覚化する方法もあります。
口内炎の原因はさまざまで、単純なストレスや栄養不足によるものから、ヘルペスなどのウイルス感染、自己免疫疾患、まれにがんなどが考えられます。当院では90%以上の確率で原因を特定できる自信があります。原因が分かれば適切な治療ができますので、長引く口内炎でお悩みの方はぜひご相談ください。
顔面の腫れや痛みがある場合、どのような対応が必要ですか?
顔面の腫れや痛みは、歯や口腔内の問題が原因であることが多いため、早めの対応が重要です。
主な原因
- 歯の感染による歯性の腫れ
- 親知らずの周囲炎
- 顎関節症
- 唾液腺の疾患
などが考えられます。
特に歯の感染が原因の場合、放置すると炎症が顔面全体や首に広がり、重篤な状態になることもあるため注意が必要です。
当院では詳細な問診と検査で原因を特定し、適切な処置を行います。歯性の感染であれば、感染源となっている歯の治療や抜歯、必要に応じて切開・排膿、抗菌薬の処方などを行います。腫れが大きく全身状態にも影響している場合は、総合病院と連携して対応することもあります。
顔面の腫れや痛みを感じたら、「様子を見よう」とせず、できるだけ早く受診されることをお勧めします。
口腔外科での検診や予防ケアについて教えてください
口腔外科でも定期的な検診や予防ケアは重要です。
一般的な歯科検診に加え、口腔外科では口腔粘膜の状態や顎関節の機能、舌の動きなどをチェックします。過去に口腔外科的な処置を受けた方は、その経過観察も含めて定期的に診察を受けることが大切です。
当院では、6ヶ月に1回程度の口腔内の総合チェックをお勧めしています。喫煙者や飲酒習慣のある方、過去に口腔がんの前駆病変があった方などは、特に定期検診が重要です。また、顎関節症の既往がある方も、症状がなくても定期的な機能チェックを受けることで再発予防につながります。
「治療して終わり」ではなく、長期的な口腔の健康維持のためにも、定期的な専門的ケアを受けていただきたいですね。

口腔外科手術後の回復期間はどれくらいですか?
手術の内容によって回復期間は異なりますが、多くの日帰り手術では数日から1週間程度で日常生活に戻れます。
親知らずの抜歯であれば、腫れのピークは2日目くらいで、3〜4日で引いてくることが多いです。軽度な口腔内小手術なら、翌日から通常の生活に戻れることもあります。ただし、骨に関わる処置や複雑な手術の場合は、1〜2週間程度かかることもあります。
回復期間を短くするコツとしては、医師の指示をしっかり守ることが第一です。
特に術後のうがいは控えめにし、血餅(血の塊)を保持することで治癒が早まります。また、喫煙は血流に影響して治癒を遅らせるため、少なくとも術後数日は控えるようにしましょう。術後の腫れや痛みは個人差がありますが、適切な処置と術後ケアで最小限に抑えることができます。
初めて口腔外科を受診する際の流れを教えてください
初診では、まず問診票に健康状態や服用中のお薬、アレルギーなど必要事項をご記入いただきます。
その後、私が直接お話をお伺いして症状をくわしく把握します。お薬手帳をお持ちの方は必ずご持参ください。
続いて口腔内の診察と必要に応じてレントゲン撮影やCT撮影を行います。これらの情報をもとに診断と治療計画を立て、その日のうちにご説明します。
緊急性の高い症状、例えば激しい痛みや腫れがある場合は、可能な限りその場で初期治療を行います。また、当日に抜歯などの処置を希望される場合は、あらかじめご予約時にお伝えいただければ準備いたします。初診でも必要な場合はその日に処置を行うことができるのが当院の特徴です。不安なことがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご質問ください。
口腔外科専門医を選ぶポイントは何ですか?

まず、正式な「口腔外科専門医」の資格を持っているかを確認してください。
これは日本口腔外科学会が認定する資格で、取得には厳しい条件と研修が必要です。次に、大学病院や総合病院での勤務経験があることも重要です。多様な症例に触れた経験が、正確な診断と適切な治療につながります。
施設面ではいかがでしょうか?
設備面では、適切な診断のためのCTなどの画像診断機器や、緊急時に対応できる救急医療設備が整っているかもチェックするとよいでしょうね。さらに、治療内容や費用を丁寧に説明してくれるかどうかも重要な選択基準です。何より、自分の不安や疑問を気軽に相談できる雰囲気があり、信頼関係を築けるかどうかが、最も大切だと思います。

Doctordoctorこの記事の監修医師
