2025年05月08日
大阪府箕面市の「こばし口腔外科・
歯科総合クリニック箕面」の
静脈内鎮静法で実現する
安心治療

こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面の静脈内鎮静法は、歯科治療の不安や恐怖を軽減する画期的な方法です。胃カメラ検査と同様の方法で、リラックス状態で処置を受けられるため、「寝ている間に治療が終わった」と感じる方が多く、歯科恐怖症の方や長時間処置が必要な方に最適です。
院長よりメッセージ


院長小橋 寛薫
Hironobu Kobashi
当院は月30〜40件の鎮静法を実施する豊富な経験を持ち、徹底した安全管理体制のもとで静脈内鎮静を行います。歯科恐怖症の方はもちろん、障害をお持ちの方や小さなお子様にも、状態に合わせた鎮静方法を提案。処置前の詳細な問診と薬剤確認により、お一人おひとりに最適な鎮静レベルと安全な処置を実現しています。
featuresfeatures医療ライターから見た
「こばし口腔外科・歯科総合
クリニック箕面」の
静脈内鎮静法の特徴

リラックス状態で痛みを
感じない治療
静脈内鎮静法により、意識はあるものの不安や恐怖を感じないリラックス状態で治療を受けられます。胃カメラ検査と同様の方法で、健忘効果があるため処置中の不快な記憶が残りにくく、複雑な処置も「あっという間」と感じられる快適さが魅力です。

特別なケースの患者様に
対応可能
歯科恐怖症の方、嘔吐反射の強い方、障がいのある方など、通常の歯科治療が難しいケースにも対応。お子様には笑気ガスを使用するなど、年齢や状態に合わせた鎮静方法を選択し、これまで諦めていた治療も安心して受けられる環境を提供しています。

徹底した安全管理体制
の整備
事前の詳細な問診とお薬手帳の確認を徹底し、患者様一人ひとりの状態に合わせた安全な鎮静を実現。処置中は常にモニターで全身状態を監視し、緊急時の対応準備も万全。月30〜40件の豊富な鎮静処置経験による安全で確かな技術を提供しています。
こばし口腔外科・
歯科総合クリニック箕面
の紹介動画
interviewinterview院長 「小橋 寛薫」先生に
独自取材

歯科治療における鎮静法とは何ですか?どのような方に適していますか?
鎮静法は、歯科治療中の不安や恐怖を和らげるために行う方法で、完全に眠る全身麻酔と局所麻酔の中間に位置するものです。

このような方におすすめしています
- 歯科治療に強い不安や恐怖心をお持ちの方
- 親知らずの抜歯など、長時間・複数本の処置が必要な方
- 嘔吐反射が強い方や、障がいのある方など通常の治療が難しい方
当院で主に行っている静脈内鎮静法は、胃カメラ検査などと同様の方法で、腕の静脈から鎮静剤を注入します。これにより、意識はあるものの、非常にリラックスした状態になり、時間感覚も曖昧になるため、長時間の処置でも「あっという間に終わった」と感じられます。
特に複数本の親知らずを一度に抜歯する場合や、歯科治療に強い恐怖心をお持ちの方、また嘔吐反射が強く通常の治療が難しい方には大変効果的です。当院では月に30〜40件ほどの鎮静処置を行っており、多くの患者様に喜ばれています。
鎮静法と全身麻酔の違いは何ですか?
鎮静法と全身麻酔は、意識レベルと呼吸管理の有無に大きな違いがあります。
鎮静法では、患者様は薬剤によりリラックスした状態になりますが、基本的に意識はあり、自発呼吸も維持されています。声をかければ反応でき、必要に応じて会話もできる状態です。これに対して全身麻酔では、完全に意識がなくなり、自発呼吸も抑制されるため、気管挿管を行い人工呼吸によって呼吸管理を行います。
安全管理の面では、鎮静法は患者様の呼吸や循環をモニターで監視しながら行いますが、私一人で管理することが可能です。一方、全身麻酔では麻酔科医が専門的に管理する必要があり、より高度な設備と人員が必要になります。そのため、当院では基本的に静脈内鎮静法を主体としており、全身麻酔は特殊なケースのみ、麻酔科医の協力を得て行っています。
患者様にとっては、鎮静法は通院で処置を受けられ、回復も早いというメリットがあります。処置後は比較的短時間の休憩で帰宅でき、翌日には通常の生活に戻れることが多いです。
鎮静法を利用した処置の流れを教えてください
鎮静法を利用した処置は、安全性を最優先に以下の流れで行います。
まず初診時や治療前に、詳細な問診と健康状態のチェックを行います。特に持病や服用中のお薬、アレルギーなどを把握することが重要です。お薬手帳を必ずご持参いただき、内容を確認させていただきます。その上で、鎮静法が適応かどうかを判断し、処置計画を立てます。
処置当日は、絶食の必要はありませんが、軽めの食事をお勧めします。まず処置室でバイタルサインをチェックし、血圧計や心電図、血中酸素濃度を測定するモニターを装着します。次に腕の静脈に細い針を刺し、点滴を開始します。その後、鎮静剤を注入すると、数分でリラックスした状態になります。
鎮静状態になったら、局所麻酔を行い、予定の処置(親知らずの抜歯など)を進めます。処置中は常にモニターで全身状態を監視し、必要に応じて鎮静剤を追加します。処置が終わったら薬剤の投与を中止し、回復室で30分〜1時間ほど休憩していただきます。意識がしっかりとしてきたら、注意事項を説明して帰宅していただきます。当日は車の運転は避け、ご家族の方などに付き添っていただくことをお勧めします。
鎮静法は安全ですか?リスクや副作用について教えてください
静脈内鎮静法は、血圧や脈拍、酸素濃度などをモニターで常に確認しながら進めるため、適切に管理されていれば非常に安全です。
むしろ、全身状態をきちんと把握しながら治療できる分、万が一の際にもすぐに対応できるという安心感があります。
一般的な副作用としては、処置後のふらつきや眠気が数時間続くことがあります。また、まれに鎮静剤に対するアレルギー反応や、呼吸抑制、血圧低下などが起こる可能性もあります。しかし、当院では事前の詳細な問診や健康状態の確認、処置中の常時モニタリングを徹底しているため、これらのリスクを最小限に抑えることができます。
特に安全管理面では、緊急時に対応できる薬剤や機器を常備し、万が一の場合に備えています。口腔外科専門医として病院での経験も豊富にあり、緊急対応の訓練も受けているため、安心してお任せいただけます。また、鎮静法の経験も豊富で、月に30〜40件ほど実施しており、様々なケースに対応できる技術と知識を持っています。
健康状態や服用中のお薬によっては鎮静法が適さないケースもありますが、その場合は別の方法をご提案します。患者様お一人おひとりの状態に合わせた最適かつ安全な方法で治療を進めることを最優先しています。
鎮静法はどのような方にも使えるのですか?
小さなお子様の場合、静脈内鎮静法の前に点滴を入れるのが難しいことがあります。そのような場合は、笑気ガス(亜酸化窒素)を用いた吸入鎮静法を使用することがあります。これは鼻からマスクを通して特殊なガスを吸入してもらう方法で、リラックス効果があり、恐怖心や不安を和らげることができます。
処置の内容や時間にもよりますが、20分程度の比較的短い処置であれば、笑気ガスだけで対応できることもあります。一方で、処置が長時間にわたる場合や複雑な治療が必要な場合には、笑気ガスでお子様の緊張をやわらげてから、点滴をして静脈内鎮静法へと切り替えることもあります。
特に障がいのある方や、歯科治療に強い恐怖心を持つお子様にとって、鎮静法は非常に有効です。当院ではお子様の特性や状態に合わせた鎮静法を選択し、できるだけ負担の少ない形で必要な治療を行えるようにしています。保護者の方にもしっかりと説明し、同意を得た上で進めていますので、ご不安な点があればお気軽にご相談ください。
障がいのある方の歯科治療に鎮静法はどう活用されますか?
障がいのある方の歯科治療では、鎮静法が非常に重要な役割を果たしています。
障がいの種類や程度によっては、通常の歯科治療が難しいケースがあります。このような状況では、鎮静法を用いることで、患者様の不安や恐怖を軽減し、必要な治療を安全に行うことができます。
当院では障がいのある方の状態に合わせて、笑気ガスによる吸入鎮静法や静脈内鎮静法を選択しています。特に静脈内鎮静法を行う場合は、薬剤を点滴で投与する必要がありますが、点滴の針を刺す際に強い緊張や不安を感じる方もいらっしゃいます。そのため、必要に応じて、先に笑気ガスでリラックスしていただいてから点滴を行うなど、無理のない方法で進められるよう工夫しています。
また、障がいのある方の治療では、ご家族や介護者の方との連携も重要です。事前の情報共有や、患者様が安心できる環境づくりにも配慮しています。鎮静法を活用することで、これまで治療を諦めていたケースでも対応できることが多いため、歯科治療にお悩みのご家族の方は、ぜひご相談ください。
鎮静法を受けた後、どのくらいで普段の生活に戻れますか?
鎮静法の効果は個人差がありますが、多くの場合、処置後数時間で日常生活に戻ることができます。
処置直後は眠気やふらつきが残っているため、回復室で30分〜1時間ほど休憩していただきます。意識がはっきりして歩行に問題がないことを確認してから帰宅していただきますが、当日は車の運転や機械の操作、重要な判断を要する仕事などは避けていただくようお願いしています。

高齢者や持病のある方も鎮静法を受けられますか?
高齢の方や持病をお持ちの方でも、適切な評価と調整を行えば鎮静法を受けることができる場合が多いです。
まず重要なのは、詳細な問診と健康状態の評価です。持病の種類や重症度、服用中の薬剤などを把握した上で、鎮静法のリスクとベネフィットを検討します。例えば、心疾患や呼吸器疾患、肝臓・腎臓の機能低下などがある場合は、使用する薬剤の種類や量を調整することがあります。
特に高齢の方の場合、若い方より薬剤の代謝が遅くなる傾向があるため、薬剤の投与量を減らしたり、作用時間の短い薬剤を選択したりといった配慮をします。また、血をサラサラにする薬(ワーファリンなど)を服用している方も、薬の状況を確認した上で対応可能なケースが多いです。
当院では患者様の安全を最優先に考え、必要に応じて主治医の先生と連携したり、より慎重なモニタリングを行ったりしています。高齢や持病があるからといって、必ずしも鎮静法が使えないわけではありませんので、まずはご相談いただければと思います。
鎮静法を使用する歯科医院を選ぶポイントは何ですか?
鎮静法を行う歯科医院を選ぶ際は、以下のポイントに注目されることをお勧めします。
まず最も重要なのは、医師の経験と資格です
口腔外科専門医や歯科麻酔専門医などの資格を持ち、鎮静法や救急対応の訓練を受けた医師がいるかどうかをチェックしましょう。当院では口腔外科専門医として総合病院での経験も豊富にあり、月に30〜40件の鎮静処置を行っています。
安全管理のための設備が整っているかどうかも重要です
血圧、心拍数、血中酸素濃度などを常時監視するモニター機器や、緊急時に対応できる薬剤・機器が備えられているかを確認しましょう。また、鎮静前の問診がどれだけ詳細に行われるか、お薬手帳の確認などが徹底されているかも安全性の指標になります。
鎮静法の経験件数や、どのような症例に対応しているかも参考になります
特に障がいのある方や高齢者など、特別な配慮が必要なケースにも対応できる医院であれば安心です。鎮静法について丁寧に説明してくれ、質問にも分かりやすく答えてくれる医院を選ぶことが大切です。
鎮静法と痛みの管理は別物ですか?
はい、鎮静法と痛みの管理(麻酔)は別のものですが、通常は併用して使用します。
鎮静法の主な目的は、不安や恐怖を軽減してリラックスさせることです。一方、痛みの管理は主に局所麻酔によって行います。鎮静法を行っても、痛みを完全に取り除くわけではないため、処置部位には別途局所麻酔を行う必要があります。
鎮静状態ではリラックスしているため、局所麻酔の注射自体の不快感も軽減される効果があります。また、鎮静剤には若干の鎮痛効果を持つものもあり、全体的な痛みの閾値を上げる効果もあります。さらに、鎮静法には健忘効果があるため、処置中の痛みの記憶が残りにくいというメリットもあります。
当院では、まず静脈内鎮静法で患者様をリラックスさせた状態にしてから、局所麻酔を行い、その後に実際の処置(親知らずの抜歯など)を行うという流れで進めます。これにより、患者様は心理的にも肉体的にも負担の少ない形で治療を受けることができます。
最終的には患者様から「痛くなかった」「思ったより怖くなかった」というお声をいただけます。
何度も鎮静法を受けても大丈夫ですか?

適切な間隔と管理のもとであれば、複数回の鎮静法を受けても健康上の問題はありません。
使用する鎮静剤は、体内で比較的速やかに代謝・排泄されるため、適切な間隔(通常は最低でも24時間以上)を空ければ蓄積性はほとんどありません。
毎回の鎮静前に健康状態を確認する必要があり、体調の変化や新たに服用を始めたお薬がないかなどをチェックします。また、前回の鎮静法での反応や効果を参考に、次回の薬剤の種類や量を調整することもあります。
鎮静法は依存性の問題もほとんどなく、必要に応じて適切に利用することで、トータルの治療の質と患者様の満足度を高めることができます。当院では患者様お一人おひとりに合わせた最適な鎮静計画を立て、安全かつ効果的な治療をご提供しています。

Doctordoctorこの記事の監修医師
