2025年05月08日
大阪府箕面市の「こばし口腔外科・
歯科総合クリニック箕面」の
鎮静法を用いた親知らず抜歯で
痛みや不安を軽減

こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面での親知らず抜歯は、専門的技術と鎮静法の活用により、複数本を同時に短時間で処置可能です。従来なら数回に分けて行う処置も一度で完結でき、若い時期の早期処置で術後の痛みや腫れも最小限に抑えられます。予約時に当日抜歯希望と伝えれば、即日対応も可能です。
院長よりメッセージ


院長小橋 寛薫
Hironobu Kobashi
口腔外科専門医である小橋院長は、大学病院や総合病院での豊富な経験を活かし、親知らずの抜歯を得意としています。埋伏した難しい親知らずでも15〜20分程度、通常の親知らずなら3〜4分で抜歯可能。鎮静法を併用することで患者様の心理的・肉体的負担を軽減し、術後のケアも含めた一貫した治療をご提供しています。
featuresfeatures医療ライターから見た
「こばし口腔外科・歯科総合
クリニック箕面」の
親知らずの
抜歯の特徴

複数本の親知らずを
短時間で抜歯
口腔外科専門医の技術と鎮静法の活用により、4本すべての親知らずを約1時間で抜歯可能。一般的な歯科医院では数回に分けて行う処置も、一度で完結できるため、患者様の通院負担と治療期間を大幅に短縮できます。

若い時期の抜歯で痛みと
腫れを最小化
10代〜20代前半の早い時期の抜歯は、根の形成が不完全で骨との結合が弱いため、処置が容易で術後の回復も早いのが特徴。高い治癒力と簡単な抜歯処理により、痛みや腫れも最小限に抑えられ、将来的なリスクを事前に回避できます。

当日抜歯にも
柔軟に対応
予約時に「当日抜歯希望」と伝えれば、診察からそのまま抜歯まで完結できる体制を整備。また、術後は血が止まっているのを確認してから帰宅でき、うがい以外の制限も最小限のため、日常生活への影響を抑えた治療が可能です。
こばし口腔外科・
歯科総合クリニック箕面
の紹介動画
interviewinterview院長 「小橋 寛薫」先生に
独自取材

親知らずとは何ですか?いつ抜くべきなのでしょうか?
親知らずは一般的に10代後半から20代にかけて生えてくる、口の一番奥の第三大臼歯です。正式には「智歯(ちし)」と呼びます。

親知らずを抜くメリット
- 若いうち(10代〜20代前半)に抜くと処置が簡単で回復も早い
- 痛み、腫れ、隣の歯の虫歯などの症状が出たら早めに抜歯を
- 歯並びに影響する可能性があるため、矯正前に抜歯することが多い
親知らずを抜くべきかどうかは、その生え方や位置によって異なります。まっすぐ生えておらず、横向きや斜めに生えている場合は、将来的に問題を起こす可能性が高いため、抜歯をお勧めします。また、歯列に収まらず、頬の内側を傷つけたり、手前の歯に虫歯ができやすくなったりする場合も抜歯の対象となります。
完全に歯茎の中に埋まっていて顔を出していない場合は、矯正治療などの特別な理由がなければ、そのままでも問題ないことが多いです。
口腔外科で親知らずを抜くメリットは何ですか?
最も大きな利点は、短時間で複数本の親知らずを一度に抜歯できることです。当院では鎮静法を使用することで、4本全ての親知らずを約1時間で処置することができます。一般的な歯科医院では1本ずつ数回に分けて抜歯することが多いですが、それでは患者様の負担が大きくなります。
一回で4本も抜いてもらえるのですか?それは驚きました
口腔外科専門医は難しい位置にある親知らずや、完全に骨に埋まっている埋伏歯の抜歯経験が豊富です。そのため、合併症のリスクを最小限に抑えながら、効率的に処置を行うことができます。さらに、当院では必要に応じて当日の抜歯にも対応しており、痛みで来院された場合でもその場で処置することが可能です。安全性と快適性、そして時間効率の良さが口腔外科での親知らずの抜歯の大きなメリットです。
親知らずの抜歯はどのくらい痛いですか?
親知らずの抜歯に対する「痛い」というイメージは、実は多くの場合、過剰な心配です。
現代の麻酔技術と処置方法により、抜歯中の痛みはほとんどありません。局所麻酔を十分に効かせてから処置を行うため、抜いている最中に痛みを感じることはまれです。特に当院では鎮静法を併用することで、不安や恐怖心から来る心理的な痛みも軽減できます。
でも術後痛むのではないですか?
術後の痛みについては個人差がありますが、多くの場合は処方された鎮痛剤でコントロール可能です。重要なのは、技術と経験のある医師が迅速に処置を行うことで、組織へのダメージを最小限に抑え、術後の痛みや腫れを減らすことができます。特に当院では、親知らずの抜歯時間を通常3〜4分、深部のものでも15〜20分程度に抑えることで、術後の不快感を大幅に軽減しています。恐怖心から抜歯を先延ばしにすると、かえって症状が悪化して治療が難しくなることがありますので、早めに相談されることをお勧めします。
親知らずの抜歯後はどのような症状が出ますか?
抜歯直後から数時間は麻酔の効果で痛みを感じないことが多いですが、麻酔が切れると徐々に痛みを感じ始めることがあります。また、2〜3日程度は抜歯部位の周囲に腫れが生じることもあります。特に2日目が腫れのピークとなることが多く、その後徐々に引いていきます。
抜歯後のケアで最も重要なのは、激しいうがいを避けることです。
抜歯窩(抜いた部分の穴)には血餅という血の塊ができ、これが自然な治癒の過程で重要な役割を果たします。うがいをすると血餅が流れてしまい、治癒が遅れる原因になります。
喫煙やアルコールは血流に影響するため、できれば数日間は控えた方が良いでしょう。痛みがある場合は処方された鎮痛剤を指示通りに服用し、強い痛みや出血が続く場合は診療時間内外を問わずご連絡ください。多くの場合、1週間程度で日常生活に支障がない状態まで回復します。

親知らずを抜くときの鎮静法について教えてください
鎮静法は、親知らずの抜歯をより快適に受けていただくための方法です。特に複数本を一度に抜く場合や歯科恐怖症の方に適しています。
当院で行っている静脈内鎮静法は、胃カメラ検査などと同様の方法で、腕の静脈から鎮静剤を点滴します。完全に意識がなくなる全身麻酔とは異なり、意識はあるものの、リラックスした状態で処置を受けることができます。また、鎮痛効果や健忘効果があるため、処置中の不快感や痛みをほとんど記憶に残さないというメリットもあります。
鎮静後は、局所麻酔を行ってから抜歯を進めます。鎮静状態では時間感覚が曖昧になるため、「あっという間に終わった」と感じる方が多いです。特に4本同時に抜歯する場合でも、患者様の負担を最小限に抑えることができます。安全管理には細心の注意を払い、モニターで常に全身状態を確認しながら処置を行いますので、安心してお任せいただけます。
親知らずを抜かないとどのような問題が起こりますか?
特に横向きに生えている場合は注意が必要です。
最も多い問題は、親知らず自体や隣接する第二大臼歯に虫歯ができることです。親知らずは奥に位置するため、日常の歯磨きが届きにくく、虫歯になりやすい環境にあります。また、親知らずの周囲に歯周ポケットができ、細菌が繁殖して炎症を起こす「智歯周囲炎」が発生することもあります。これが繰り返されると、隣の健康な歯まで影響を受け、結果的に複数の歯を失うリスクが高まります。
矯正治療を行った患者様の場合、親知らずが生えてくることで前歯に圧力がかかり、歯並びを乱す原因になることもあります。せっかくの矯正治療の効果を減少させます。炎症が重度になると顔面や首に広がり、発熱や強い痛みを伴う重篤な感染症に発展するケースもあります。このような事態を防ぐためにも、問題が予測される親知らずは早めに抜歯することをお勧めします。
親知らずの抜歯で年齢による違いはありますか?
親知らずの抜歯は若い年齢で行う方が、多くのメリットがあります。
10代から20代前半は、親知らずの根がまだ完全に形成されていない時期です。この段階での抜歯は、根が短く骨との結合も弱いため、処置が比較的容易で時間も短くて済みます。また、若い方が治癒力も高いため、術後の回復も早く、腫れや痛みも軽度で済むことが多いです。
一方、年齢を重ねるほど、根が完全に形成され、骨との結合も強くなるため、抜歯の難易度は上がります。特に40代以降になると、骨が硬くなり血流も減少するため、抜歯に時間がかかり、術後の回復も遅くなる傾向があります。
また、成人になってから症状が出て来院される場合は、すでに炎症が起きていることが多く、その状態で抜歯すると処置が難しくなることもあります。当院では矯正治療に関連して、12〜13歳という早い段階で親知らずの抜歯を行うこともあります。
親知らずを抜くのによいタイミングはありますか?
親知らずを抜くのに理想的な時期は、歯根が完全に形成される前の10代後半から20代前半です。この時期は根が短く、骨との結合も弱いため、抜歯が比較的容易です。特に矯正治療と関連して抜歯する場合は、矯正医と相談して適切なタイミングを決めることが重要です。当院に来院される矯正関連の患者様では、10代の方が約7割を占めています。
急な痛みや腫れが出た時には、抜いた方が良いでしょうね。
親知らずの抜歯後、腫れや痛みを軽減する方法はありますか?
抜歯後の腫れや痛みは完全に避けることは難しいですが、適切なケアで最小限に抑えることができます。当院では処置後にしっかり止血確認をするので、帰宅後も長時間ガーゼを噛み続ける必要はありません。腫れを抑えるために、抜歯当日は氷嚢などで冷やすと効果的です。ただし、直接皮膚に当てず、タオルなどで包んで15〜20分程度を目安に行ってください。
処置後24時間は激しい運動や入浴は避け、安静にすることも大切です。腫れのピークは処置後1〜2日目が多いので、その時期を過ぎれば徐々に改善していきます。
親知らずが原因で起こる可能性がある症状を教えてください

親知らずが原因でさまざまな症状が生じることがあります。代表的なものをご説明します。
最も多いのは、親知らず周辺の痛みや腫れです。特に親知らずが部分的に生えている場合、歯肉の中に歯冠の一部が埋まっていることで細菌が入り込み、「智歯周囲炎」という炎症を起こします。これにより激しい痛みや腫れ、口を開けづらくなる開口障害などが生じることがあります。また、親知らずと隣の歯の間に食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
さらに、横向きに生えている親知らずが隣の歯を圧迫し、その歯の根を吸収してしまうケースもあります。重度の炎症が起きると、顔全体の腫れや発熱、首のリンパ節の腫れなど、全身症状に発展することもあるため注意が必要です。また、親知らずが関連して頭痛や顎関節症の症状が出るケースもあります。これらの症状が現れた場合は、早めに専門医に相談することをお勧めします。

Doctordoctorこの記事の監修医師
