2026年3月9日
淡路市 「おかもと循環器クリニック」が提供する、不安に寄り添った
健診異常への対応

兵庫県淡路市にある「おかもと循環器クリニック」は、健康診断で異常を指摘された方々に対し、17年間の大病院での経験を活かした的確な診断と、「困って来て、笑顔で帰る」 をモットーにした温かい対応が特徴です。高血圧、脂質異常症、心電図異常などの健診異常に対して、すぐに薬を処方するのではなく、まずは生活習慣の改善から始め、患者さん一人ひとりの状態やニーズに合わせた治療を提案しています。
17年の経験を活かし、
地域に根ざした循環器診療を

院長岡本 浩
Okamoto Hiroshi
淡路医療センターで17年間、循環器内科医として第一線で活躍し2020年に淡路市でクリニックを開業しました。「患者さんと同じ目線で、対等な関係を大切にする」という診療姿勢を貫き、検査結果が良好な患者さんをしっかり褒めることで治療へのモチベーションを維持することを実践しています。また、淡路医療センターと同等レベルの検査を短時間で完結できる体制を整え、患者さんの負担を最小限に抑えています。地域のかかりつけ医として、検査結果の不安だけでなく、日常生活の中で抱える心配ごとにも目を向け、安心して相談できる医療をめざしています。
features医療ライターの視点から
おかもと循環器
クリニックが大切に
している健診異常への対応

17年の経験に基づく的確な見極めと段取り力
淡路医療センターで17年間、循環器専門医として第一線で活躍してきた岡本院長。その豊富な経験が、健診異常への対応に活かされています。「本当に治療が必要な方は実は少ない」と語る院長は、検査項目を見た瞬間に必要な検査の段取りを組み立て、どこに紹介すべきか、院内で完結できるかを瞬時に判断します。この経験値の高さが、患者さんの不安を早期に解消することにつながっています。

良いことを伝えることで患者さんの
モチベーションを維持
どうしても悪い結果ばかりが強調されがちですが、当院では「検査結果が良かったらいいってお伝えする」ことを大切にしています。数値に改善がみられた患者さんをしっかり褒めることで、治療へのモチベーションを維持。笑顔で帰ってもらうことを何より大切にしています。

病院レベルの
検査を短時間で完結
近隣の淡路医療センターの外来で実施できる検査内容を十分にカバーできる体制を整えています。そのため、患者さんは大病院で丸一日かけて検査を受ける必要がなく、クリニックで短時間に必要な検査を完了できます。検査データを持って提携医療機関に紹介することで、紹介先で再度検査をする手間も省け、患者さんの負担を最小限に抑えています。
interviewinterview院長 「岡本 浩
(おかもとひろし)先生に
独自取材

健診異常で来院される患者は多いですか?どのような異常が多いでしょうか?
健診異常で来院される方は非常に多くいらっしゃいます。特に多くみられるものには、
- 高血圧
- 脂質異常症(コレステロール)
- 心電図異常
があります。

その他、腎機能の数値異常や肥満を指摘されて来られる方もいます。多くの方が「薬を飲み始めたら一生飲まなければならないのでは」と不安を抱えて来院されますが、まずは生活習慣の改善から始めることをおすすめしています。
健診で引っかかったけれど自覚症状がない場合、受診は必要ですか?

はい、早めの受診をおすすめします。異常か異常でないかはご自身で判断できても、どの程度の異常なのか、治療が必要なのかは医療機関で判断してもらう必要があります。ちょっとでも引っかかったら、早期に病気を見つけるためにも受診していただいた方が良いです。
検査の結果、様子を見て良い状態であれば安心して過ごせますし、将来的に異常が出てきそうな状態であれば定期的なフォローにつなげることができます。
コレステロール値の異常を指摘された場合、どの程度から治療が必要ですか?
コレステロールが高いと動脈硬化になりやすいのですが、動脈硬化になるには何年もかかります。そのため、まずは2、3ヶ月ご自身で生活習慣を改善していただき、それでも下がらない場合にコレステロールを下げる薬を使います。すぐに薬を飲まなければならない状態ではありません。また、動脈硬化になりやすいリスク(喫煙、高血圧、善玉コレステロールが低い、糖尿病、家族歴など)に応じて、治療目標となるLDLコレステロールの値が学会のガイドラインで決まっています。当院ではそれに準じて治療を行なっています。
血圧が高いと指摘された場合、すぐに薬を飲む必要がありますか?
血圧は、結構注意は必要な疾患で、血管にダメージを与えやすく、放置すると脳出血や大動脈などの大きな病気につながりやすくなります。
まずは塩分を控えめにして、家で血圧を測る習慣をつけていただきます。医療機関で測ると緊張して血圧が高くなる方もいるため、ご自宅での測定でも高い場合に薬を検討します。
コレステロールの薬よりは短めのスパン、1ヶ月ほど血圧をつけていただいて判断します。
血圧のお薬は一生飲むのでしょうか?
血圧の薬は一生飲み続けるのではないかとご心配の方も多くおられますが、患者さんの状態によってはその必要はなく季節によって調整することもおこなっています。当院では、患者さんのそのような変化にもしっかりと目を向けサポートしています。
心電図異常を指摘された場合、どのような検査が必要ですか?
心電図異常には2つのタイプがあります。
- 波形に異常が出るタイプ
- リズムに異常が出るタイプ
波形に異常があるタイプでは、心臓の筋肉や弁に異常がある可能性があるため、心臓の超音波検査(心エコー)で動きや筋肉の状態を調べます。
リズムの異常(不整脈)がでるタイプは、簡易心電図検査を行います。現在は1週間連続で測定できる小型の機械があり、当院では貸し出しを行っており日常生活の中で不整脈をより詳しく調べることができます。

健診異常で来院した場合、どのような検査や診察の流れになりますか?
- 心電図異常で来られた場合
当日、心電図、レントゲン、採血を行い、ホルター心電図をつけて帰っていただきます。1週間後に来院していただいた際に、心臓の超音波検査と採血結果の説明を行います。
- 高血圧で来られた場合
血圧手帳をお渡しし、家で血圧をつけていただき、次回、薬が必要かどうかを判断します。コレステロールの場合は、食事と運動を頑張っていただき、2、3ヶ月後に再度、採血します。
- 糖尿病で来られた場合
院内において10分程度で血糖値とヘモグロビンA1cを測定できる機械があり、その場で高ければ薬を開始します。
健診結果を持参した患者さんに対して、特に注目される項目は何ですか?
血圧、コレステロール、糖尿病の項目をチェックします。
心電図とレントゲンが問題ないか確認します。
便潜血が陽性になっていないかも重要です。
便潜血が陽性の場合は大腸カメラや胃カメラが必要ですが、当院では実施していないため専門機関にご紹介します。
健診結果を一通り確認し、どの検査が必要か、どこに紹介すべきかを判断します。
17年間の淡路医療センターでの経験は、健診異常の診断にどのように活かされていますか?

健診異常で来られたときには、次の検査や治療の段取りを立てることが重要です。
異常がある項目に対してどの検査をどのパターンで受けてもらうか、紹介が必要ならどこに紹介するかを初診でお会いし、健診結果を確認したときに判断します。
経験から大切にしていることを教えてください
- 患者さんがどこまで望んでいるのか
- しっかり血糖値を下げたいのか
- ある程度緩くても良いのか
を大切にしています。患者さんのニーズを探りながらそれに対してできることをアプローチしていきます。
「心配して来て、笑顔で帰る」という思いが、健診異常の患者さんにどのように表れていますか?
健診結果の異常にも幅があり、異常と記載されていてもしっかり検査をすると問題ないことがほとんどです。ご心配されてお越しになっても、検査の結果異常がなければ安心していただけるように、しっかりと異常がないことをお伝えしています。
多くの患者さんはみなさん笑ってお帰りになります。
近年、医師はどうしても悪い数値を改善することだけに目が向きがちです。私は、良いところをしっかりみて「良い」とお伝えすることをいつも特に心がけています。
健診で異常が見つからなかった方でも、定期的な検査は必要ですか?
基本的に健康診断で何も引っかかっていない方は、年に一度の定期的な健康診断で十分です。ただし年に一度の健康診断はしっかりと受けるようしていただき、これからも健康でお過ごしいただければと思います。
- 所在地
- 〒656-2131
兵庫県淡路市志筑1860-1
- 交通手段
-
- 計14台の駐車場を完備


Doctordoctorこの記事の監修医師

岡本 浩 院長
おかもと循環器クリニック
神戸大学医学部を卒業後、神戸大学附属病院第一内科に入局。大学病院や基幹病院を経験したのち、淡路医療センターにおいて循環器内科医として第一線で活躍。2020年淡路市でおかもと循環器クリニックを開業。狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全など、循環器疾患全般の診断・治療に豊富な経験と実績を持つ日本循環器学会認定循環器専門医。「患者さんと同じ目線で、対等な関係を大切にする」診療姿勢を貫き、「困って来て、笑顔で帰る」をモットーに、地域に根ざした医療を提供している。心臓リハビリテーションにも力を入れ、予防医学から専門治療まで幅広く対応する。
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