2026年4月16日
「地域で完結できること」を大切にした、
トメモリ眼科・形成外科いわで宮本クリニックの白内障・多焦点眼内レンズ治療

和歌山県岩出市にある「トメモリ眼科・形成外科いわで宮本クリニック」は、
お子さまからご高齢の方まで、地域に根ざした眼科医療を提供しています。
白内障手術を中心に、ICL(有水晶体眼内レンズ)や網膜硝子体手術など、
大学病院と比べても遜色のない設備と技術で幅広い疾患に対応しています。
医療法人涼悠会の一員として橋本の本院とも緊密に連携しながら、手術だけでなく術後のフォローまで含めた長期的なサポートを大切にしています。
院長「宮本 武」 先生が大切にする、
納得いくまで一緒に考えるレンズ選び


院長宮本 武
Miyamoto Takeshi
和歌山県立医科大学附属病院で眼科手術の経験を積み、准教授を経て当院の院長に就任した宮本院長。国内で流通している眼内レンズのほぼすべてに対応できる体制を整えており、患者さまがご自身で
調べて希望されるレンズにも対応できる選択肢の広さが強みです。
「レンズ選びはしっかり話し合いをしておかないと、あとでミスマッチが起きてしまうこともある」 という考えから、患者さまが納得したうえで治療を選べるよう丁寧に寄り添う診療を大切にしています。
featuresfeatures医療ライターの視点から
トメモリ眼科・形成外科いわで宮本クリニックが大切にしている白内障・多焦点眼内レンズ治療

法人全体で積み上げた知見と、
丁寧な適応判断
医療法人涼悠会全体で積み上げてきた豊富な手術経験を背景に、多様な症例に対応できる技術力を備えています。
多焦点眼内レンズが適しているかどうかの判断も丁寧に行い、患者さまの目の状態やライフスタイルに合わせた最適な治療をご提案しています。

国内流通レンズを
ほぼ網羅した広い選択肢
国内で流通している眼内レンズのほぼすべてに対応できるよう届出を整えています。新しいレンズが登場するたびに性能や特性を確認し、常に情報をアップデートしながら、本当に良いと判断したものを取り扱うようにしています。患者さまご自身が調べて希望されるレンズについても、できる限り対応できる体制を整えています。

納得いくまで話し合い、
手術後も続く寄り添い
レンズ選びは、患者さまと十分に話し合うことがとても大切だと考えています。選択肢をきちんとご説明したうえで、最終的には患者さまご自身に決めていただくことを大切にしています。「手術して終わり」 ではなく、術後のフォローまで含めてグループ全体で長期的にサポートしていきます。
interviewinterview院長 「宮本 武(みやもと たけし)先生」 に独自取材

白内障手術とはどのような治療ですか?
白内障は、目の中にある水晶体が濁ることで視界がかすんだり、まぶしく感じたりする病気です。進行すると視力が低下するため、日常生活に支障が出ることもあります。
白内障手術では、濁ってしまった水晶体を取り除き、その代わりに人工のレンズである「眼内レンズ」を挿入します。この眼内レンズの度数によって術後の見え方が決まるため、患者さまの生活スタイルやご希望の見え方に合わせて慎重に選ぶことが重要になります。

ORAシステムとはどのようなものですか?

ORAシステムは、白内障手術の最中に眼球の状態を計測し、挿入する眼内レンズの最適な度数を導き出すためのシステムです。
従来の白内障手術では、手術前の検査結果をもとにレンズの度数を決定していました。しかし白内障がある状態で検査を行うため、手術後に想定していた見え方と少し差が出ることがあり、統計的には約5%程度の方で予定通りの見え方にならないケースがあるとされています。
ORAシステムでは、手術中にリアルタイムで眼球の形状や屈折状態を測定することができるため、より理想に近い見え方になるようレンズの度数を調整することが可能になります。
従来の白内障手術との違いは何ですか?
従来の白内障手術では、手術前の検査だけをもとに眼内レンズの度数を決定していました。そのため、手術中に起こるわずかな屈折の変化や角膜の状態の変化までは反映できないという課題がありました。また、乱視矯正レンズを使用する場合には、患者さま一人ひとりに適した角度でレンズを固定する必要がありますが、従来の方法では手術中の細かな変化に合わせて調整することが難しいという側面もありました。
ORAシステムを使用することで、手術中に眼球の状態を測定しながら調整を行うことができるため、より精度の高いレンズ選択や乱視矯正が期待できます。
白内障手術の精度を高めるために、どのような取り組みをしていますか?
先ほどお伝えしたORAシステムを使用すると、手術中にリアルタイムで眼球の状態を計測できるため、挿入する眼内レンズの度数をより精度高く調整することが可能になります。その結果、患者さまが希望される見え方に、より近づけることが期待できます。また、乱視矯正レンズを使用する場合も、手術中の変化に合わせながら最適な角度でレンズを固定できるというメリットがあります。
さらに、法人全体で多数の白内障手術を行っており、知見を共有しながらさまざまな症例に対応しています。こうした積み重ねも、手術の精度を高めるための大切な要素だと考えています。
白内障手術で特に気をつけていることは何ですか?
手術中には、分散型と凝集型という二種類の粘弾性物質を使い分けながら、角膜内皮を保護するようにしています。
特別なことをしているというよりも、基本をきちんと積み重ねることが大切だと考えています。
現在は機器や手術技術の進歩によって白内障手術の安全性は大きく向上していますが、だからこそ一つひとつの基本操作を丁寧に行うことが、結果として手術の精度につながると思っています。
多焦点レンズはどんな患者さまに向いていますか?
基本的には、白内障以外に大きな目の病気がない患者さまです。例えば緑内障や加齢黄斑変性など、白内障手術だけでは視力の改善が十分に見込めない疾患がある場合には、多焦点レンズを入れても期待していた見え方にならない可能性があります。
また、角膜に不整乱視がある場合も、多焦点レンズの特性を十分に活かせないことがあります。そのため、そのような場合には正直にお伝えした上で、最適な治療方法をご提案しています。
一方で、患者さまご自身がインターネットなどで調べて多焦点レンズを希望されることもあります。その際にはメリットだけでなく注意点も含めてしっかりご説明し、ご理解いただいた上で治療を選んでいただくようにしています。
多焦点レンズには2種類があるとのことですが、違いを教えてください
多焦点レンズは、大きく分けて二種類あります。どちらがご自身に合っているかは、夜の運転の頻度や日常の生活スタイルによって変わってきます。当院では、患者さまの生活背景をお聞きしながら、一緒に考えていくことを大切にしています。
主な種類は次の二つです。
- 回折型多焦点レンズ
- 焦点深度拡張型レンズ(EDOFレンズ)
回折型多焦点レンズについて
光の回折という現象を利用し、手元と遠くに光を振り分ける仕組みのレンズです。3焦点や5焦点など、複数の距離にピントを合わせる設計になっているため、手元から遠方まで幅広く視力を得やすいのが特徴です。
一方で、夜間に光を見ると「グレア・ハロー」と呼ばれる光の輪のような見え方が生じることがあります。最近では、回折型とEDOFの技術を組み合わせた「連続焦点レンズ」と呼ばれるタイプも登場しています。
焦点深度拡張型レンズ(EDOFレンズ)について
焦点の合う範囲を拡張することで、遠くから中間距離までを滑らかに見えるように設計されたレンズです。光を複数の距離に振り分ける回折型とは異なり、特殊な光学設計によってピントの合う幅を広げています。
グレアやハローなどの光の不快現象が出にくく、見え方の質が高いとされているのが特徴です。ただし、手元の細かい文字を見る場合には、やや見えにくいことがあります。
夜の運転が多い場合、レンズ選びで気をつけることはありますか?
夜に運転する機会が多い方には、特に丁寧にご説明するようにしています。
回折型多焦点レンズでは、グレア・ハローと呼ばれる光のにじみや輪のような見え方が生じることがあり、夜間の運転で気になる方もいらっしゃいます。一方で、焦点深度拡張型レンズ(EDOF)は、こうした光の不快現象が比較的出にくいとされています。
ただし感じ方には個人差があり、「多少あっても問題ない」とおっしゃる方もいれば、強く気になる方もいます。生活スタイルや見え方の希望をお聞きしながら、どちらがご自身に合っているかを一緒に考えていくことが大切だと思っています。
両目に違う種類のレンズを入れることはできますか?
はい、可能です。最近では、片方の目に回折型多焦点レンズ、もう片方に焦点深度拡張型レンズ(EDOF)を入れるという組み合わせも選択肢のひとつになっています。
以前は、両目を同じ種類のレンズで揃えた方が効果を得やすいと考えられていましたが、最近ではレンズを組み合わせることで、光の不快現象を抑えながら、近くの見え方も補える可能性があるという報告も出てきています。患者さまの生活スタイルやご希望を踏まえながら、こうした組み合わせも含めてご提案しています。
レンズを選ぶときに大切なことは何ですか?
まず患者さまにお聞きするのは、
「どの距離を一番見えるようにしたいのか」
「夜に運転をする機会が多いのか」
「光の見え方にどの程度敏感か」
といった生活スタイルについてです。
眼内レンズは、本当に患者さまによって合うものが異なります。そのため、まずは考えられる選択肢をすべてご説明し、それぞれの特徴を理解していただいた上で、最終的には患者さまご自身に選んでいただくようにしています。例えば「できるだけメガネをかけたくない」とおっしゃる方には、多焦点レンズという選択肢が自然と出てきます。
レンズ選びはしっかり話し合って決めないと、術後に「思っていた見え方と違う」と感じてしまうこともあります。そのようなことがないよう、当院では十分に時間をかけて丁寧にお話しすることを大切にしています。

レンズの選択肢の広さについて教えてください
当院では、日本で流通している眼内レンズについて、ほぼすべて取り扱えるように届出を行っています。
新しいレンズが登場した場合には、必ず内容を勉強し、本当に良いものかどうかを見極めた上で取り扱うようにしています。
患者さまが調べて希望されるレンズにも、できる限り対応できる体制を整えています。
レンズの種類が多すぎて患者さまが混乱することはありませんか?
説明すればするほど迷ってしまわれる患者さまもいらっしゃいます。それでも、多焦点レンズをご希望される方には、できるだけ時間をかけてご説明し、しっかりご納得いただいた上で選んでいただくようにしています。
大切にしているのは、すべての選択肢をきちんとお伝えすることです。
そのうえで、最終的にどのレンズを選ぶかは患者さまご自身に決めていただく。
その方が結果として納得して治療に進んでいただけると考えています。
インフォームドコンセントに通じていますね
そうですね。大切にしているのは「インフォームドコンセント」です。
患者さまに十分な説明を行い、内容を理解していただいたうえで治療を進めることを大切にしています。
術後に「思っていた見え方と違う」という声はありますか?
正直に言うと、まったくないわけではありません。例えば単焦点レンズの場合、遠くは見えるようになりますが、その分、近くは見えにくくなるという特徴があります。
だからこそ、手術前の説明がとても重要だと思っています。術後の見え方についてしっかりご説明し、患者さまに十分ご理解いただいたうえで手術を受けていただくことを大切にしています。
インターネットで調べて「このレンズにしたい」と思ってこられた場合でも対応してもらえますか?
はい、できる限り対応しています。現在は患者さまご自身でも多くの情報を調べることができる時代ですので、事前に勉強されて来院される方も増えています。
気になるレンズがあれば、ぜひ遠慮なくお伝えください。厚生労働省の未承認である五焦点レンズやスパイラルレンズなど、海外で使用されている特殊なレンズについても、ご希望される場合には対応できる体制を整えています。
未承認のレンズを使うことへの不安はありませんか?
その点については、必ず十分にご説明した上でご判断いただくようにしています。未承認といっても、使用が禁止されているわけではなく、インターネットなどでも情報が広く紹介されているレンズです。
どのようなレンズなのか、どのような特徴やリスクがあるのかをきちんとお伝えしたうえで、それでも希望される方には対応しています。患者さまが内容を理解し、納得したうえで選んでいただくことが何より大切だと考えています。
グループ全体として大切にしていることはありますか?
患者さまに寄り添う医療を行うという考え方は、グループ全体で共有しているものです。これは留守理事長がずっと大切にしてきたことで、私自身も同じ思いで診療を行っています。患者さまのご希望をしっかりとお聞きし、一緒に考え、納得していただいたうえで治療を進めていく。その姿勢が、このグループの診療の根底にあると思っています。
手術後のフォローはどのように行われますか?
術後は翌日に診察を行い、その後も定期的に経過を確認していきます。見え方に気になることがあれば、遠慮なくご相談いただきたいと思います。
医療法人涼悠会全体では、手術や診療に関する知見を共有しています。当院だけで対応が難しい場合でも、本院と連携しながら対応できる体制を整えています。

白内障手術は、手術をして終わ
りというものではありません。
術後の経過も含めて、
長く継続的にご相談いただける
関係を
築いていきたいと
考えています。
- 所在地
- 〒649-6248
和歌山県岩出市中黒1−3
- 交通手段
-
- 岩出市巡回バス【山崎地区公民館】徒歩5分
- 駐車場 有
【京奈和自動車道でお越しの方】
岩出根来ICでおりてください。(高速道路を降りると大きな看板があります)県道63号線を南下→根来西交差点を右折(根来西交差点に大きな看板があります)→3つ目の信号を左折→3つ目の信号を左折→セブン-イレブン岩出中黒店の交差点を左折してすぐ
【和歌山バイパス(国道24号線)でお越しの方】
中島交差点を北上(ヤマダ電機、コーナンのある交差点)→3つ目の信号を右折してすぐ
- URL
- 医療法人涼悠会トメモリ眼科・形成外科
https://www.tomemori-ganka.com/
医療法人涼悠会トメモリ眼科・形成外科 いわで宮本クリニック
https://www.tomemori-ganka-iwade.com/
医療法人涼悠会梅北眼科
https://www.umekita-ganka.com/
ゲートタワー淀屋橋眼科
https://www.gatetower-eye-clinic.com/

Doctordoctorこの記事の監修医師

医療法人涼悠会
トメモリ眼科・形成外科
理事長 留守 良太 先生
福岡大学医学部卒業後、福岡大学病院眼科、近畿大学病院眼科にて研鑽を重ね、臨床経験を積んできた。1998年にトメモリ眼科・形成外科院長に就任。2010年には医療法人涼悠会理事長に就任し、現在は法人全体の診療を統括している。日本眼科学会眼科専門医。日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会のほか、AAO※1、ASCRS※2、ESCRS※3など国内外の学会に所属。白内障手術や屈折矯正手術、網膜硝子体手術など幅広い眼科手術に取り組んでいる。また、主要な医療機器メーカーのアドバイザーとして開発段階から関わるなど、
常に新しい医療技術に触れながら診療に活かしている。国内外での講演活動や学会発表、論文執筆も多数行い、眼科医療の発展にも積極的に取り組んでいる。
「ここで受けてよかった」 と患者さまに感じていただける医療を目指し、手術だけで終わらない長期的な術後フォローを大切にしている。※1:American Association of Ophthalmology
※2:American Society of Cataract & Refractive Surgery
※3:European Society of Cataract & Refractive Surgeons

