2026年10月27日
「その肩の痛み、五十肩で
終わらせない」尼崎・園田で
原因まで見極める肩の痛み診療

2025年5月、兵庫県尼崎市の園田に開院した「まえだ整形外科リウマチクリニック」は、お子さまからご高齢の方まで、地域に根ざした整形外科医療をご提供しています。
関節リウマチ・骨粗鬆症の専門的な診療をはじめ、整形外科一般診療とリハビリテーションを通じて、幅広い運動器の痛みにご対応しています。
尼崎市はもちろん、西宮市・豊中市・伊丹市など近隣にお住まいの方の「かかりつけ医」として、痛みをやわらげ、動きやすい身体を取り戻すお手伝いをしています。
患者さまの健康な未来を守ることを大切に日々の診療にあたっています。
院長前田 俊恒
Maeda Toshihisa
院長「前田 俊恒」先生が
大切にする、
「原因まで見極める」
肩の痛み診療
院長は、リウマチ専門医・指導医として長年にわたり診療に携わってきました。肩の痛みには、四十肩・五十肩とよく似ていても治療が異なる腱板損傷などがあり、見極めが重要です。
当院では超音波(エコー)検査を活用し、腱の断裂や石灰化などを診察室でその場で確認できるのが強みです。
さらに、「ただの肩こり」の裏に、心臓や肺の病気、リウマチ性の疾患が隠れていることもあります。リウマチをはじめ幅広く診てきた専門医だからこそ、こうした見逃してはいけない病気にもアンテナを張り、必要に応じて適切な診療につなげます。
痛みを取るだけでなく、また肩を使って日常生活を送れるところまで、患者さまの痛みと向き合っています。
features
features
医療ライターの視点から
まえだ整形外科リウマチ
クリニックが
大切にしている肩の痛み診療

エコーで腱板や軟部
組織をその場で評価
肩の痛みには、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)とよく似ていても治療が異なる腱板損傷や石灰沈着性腱板炎などがあり、見極めが大切です。
こうした疾患は多くの場合MRIで診断されますが、当院では超音波(エコー)検査を活用しています。
エコーは腱の断裂や石灰化などをその場で確認でき、レントゲンには写らない組織の状態もリアルタイムに把握できます。
加えて、肩は動かす方向によって使う筋肉や腱が決まっているため、どの動作で痛むかを診察で確認しながら、傷んでいる場所をていねいに見極めていきます。

時期を見極めた、
病気に合わせた
リハビリテーション計画
四十肩・五十肩は、炎症の強い「炎症期(急性期)」と、痛みは落ち着いたものの肩が硬くて挙がらない「凍結期」とで、やるべきことが正反対になります。
時期を取り違えると、かえって症状を長引かせてしまうこともあります。
当院では、炎症期にはまず安静と、薬や注射で痛み・炎症を抑える治療を中心に行い、凍結期には硬くなった肩を動かすリハビリへと切り替えます。
回復後は再発を防ぐための筋力強化や動作指導まで行うなど、時期に応じたきめ細かい計画を大切にしています。

「肩こり」の裏に隠れた
病気も見逃さない
一般に「肩こり」と呼ばれるものの多くは、首から背中にかけて広がる僧帽筋の痛みで、ストレッチや血流改善で和らぐこともあります。
しかし中には、見逃してはいけない病気が隠れていることもあります。
「ただの肩こり」で片付けず、診察を通じて整形外科の範囲かどうかを見極め、必要に応じて内科的な検査につなげられるのが、リウマチをはじめ幅広く症例を診てきた院長ならではの強みです。
interview
interview
院長「前田 俊恒 先生」に
独自取材

肩の痛みで来院される方は、どのような症状で来られますか?
肩が痛いという方はもちろん肩が挙がらない、あるいは夜に痛くて眠れない(夜間痛)、服の脱ぎ着がつらいといった動かしにくさや日常の困りごとが加わって来院されるケースが目立ちます。

「肩こり」と「肩の痛み」は違うものなのでしょうか?
はい、実は別のものです。一般の方が「肩こり」とおっしゃるものの多くは、医学的には首の痛みにあたります。首の後ろから背中にかけて僧帽筋という筋肉が広がっていて、そこに痛みが出ると、いわゆる「肩がこる」「動かしにくい」という感覚になります。
一方、本当に肩の関節の病気による痛みは、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)や腱板損傷などを指します。同じ「肩」という言葉でも、原因となる場所が異なるのです。
肩の痛みにはどのような原因(疾患)がありますか?
肩の痛みの原因はいくつもあります。代表的なものを挙げると次の通りです。
- 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
- 腱板断裂・腱板損傷(腱が切れる、傷むもの)
- 石灰沈着性腱板炎(腱の炎症が長引き、石灰化するもの)
- 滑液包炎(関節の袋に炎症が起こるもの)
- 関節唇損傷(関節の袋の根元の損傷)
- 変形性関節症(軟骨のすり減り)
肩は膝と同じくらい原因を特定しやすく、原因不明の肩の痛みはあまり多くありません。ある程度しっかり診断がつく分野です。
一度受診した方がいいサインはありますか?
次のような症状がある場合は、一度受診されることをおすすめします。
- 肩が挙がらない場合(四十肩や腱板断裂の疑いがあります)
- 夜に痛む、寝るときに痛い場合(夜間痛。炎症が強いことが想像されます)
- 転んでから肩が痛い、挙がらなくなった場合(外傷によるもの)
肩は動かす方向によって使う筋肉や腱が決まっているため、どの動作で痛むかが診断の手がかりになります。
動作の際に痛みが出るようなら、まずは一度ご相談ください。
治療が必要な肩こりと、そうでない肩こりはどう見分けますか?
僧帽筋からくる一般的な肩こりであれば、治療してもよいですし、ご自身でストレッチをしたり、肩をぐるぐる回したり、温めて血流を良くしたりすることで良くなる方もいます。
- 一方で、見逃してはいけない肩こりもあります
- たとえば狭心症や心筋梗塞など心臓の病気は、放散痛として左肩や左首の痛みとして現れることがあります。また、まれに肺の上部にできたがんが肩の痛みを引き起こすこともあります。こうしたものは治療が必要です。
ある程度経験を積んだ医師が診察すれば、「この痛みは整形外科のものではない」と判断でき、心臓や肺の検査へとつなげることができます。
肩の痛みに対してどのような検査・診断をおこないますか?
問診と診察に加え、レントゲンや超音波(エコー)検査をおこないます。
エコーでは腱板の断裂や石灰化などをその場で確認でき、必要に応じてMRI検査をおこなうこともあります。
- 診察では、肩を実際に動かして、どの動きで痛みが出るかを確認します
- 前・後ろ・横と、動かす方向によって使う筋肉や腱は決まっているため、痛みの出る動作から傷んでいる場所を見極めていきます。触れて確認できる場合もあります。
肩の痛みの治療にはどのような選択肢がありますか?
大きな枠組みは腰痛や膝の痛みと共通していて、薬物治療、関節注射、リハビリテーション、生活習慣の改善などを組み合わせます。
ただし、大きな括りは同じでも、中身は肩ならではのものになります。
- 特に四十肩・五十肩では、時期の見極めが重要です
-
- 炎症が強い炎症期(急性期)には、まず安静にして、薬や炎症止めの注射で痛みと炎症を抑えます。
- 炎症が落ち着いて肩が硬くなる凍結期には、リハビリテーションで動かす練習を中心におこないます。痛みで動かしにくい場合は関節注射やマニピュレーションで痛みを取りながら進めます。
- 回復後は、再発を防ぐための筋力強化や、片方に負担が偏らないようにする動作指導をおこないます。
肩の痛みの治療でリハビリテーションはどのような役割を果たしますか?
リハビリテーションは、関節や筋肉を動かして改善をはかる治療です。
なかでも、硬くなった部分をほぐすことが大きな役割のひとつになります。肩が柔らかくなると痛みも和らぎますし、その後はより可動域を広げるために動かしていきます。
リハビリテーション(運動療法)の効果を実感される方は多くいらっしゃいます。
実は私自身も五十肩や腰痛でリハビリを受け、その効果を実感しているひとりです。
四十肩・五十肩は「放っておけば治る」と言われますが、本当ですか?
確かに、放置していても自然に良くなる方はいます。ただし、良くなるまでに数か月から半年ほどかかることもあります。
気をつけていただきたいのは、痛みが出ては放置し、楽になってはまた痛む、これを繰り返すうちに関節が硬くなり、だんだん肩が挙がらなくなっていくことです。最後には強い痛みが出て、もう挙がらないという状態になることもあります。
ですから「そのうち治るだろう」と放置せず、お早めに一度受診されることをおすすめします。
肩の痛みの治療で、先生が特に大切にしていることは何ですか?
患者さまの立場に立つと、肩が痛いこと自体だけでなく、その痛みのせいでやりたいことができないことに困っていらっしゃると思うのです。
- 洗濯物が干せない
- 洗濯機の中のものが取れない
- 上のものに手が届かない
- 服の脱ぎ着がつらい など
お困りごとは人によってさまざまです。
もちろん肩の痛みを取ることは整形外科として大切ですが、私はその先まで見据えています。
再び肩を使って生活しやすくなること、つまりADL(日常生活動作)の向上まで考えて診療することを大切にしています。
- 所在地
- 〒661-0953
兵庫県尼崎市
東園田町5丁目140-1
共栄園田駅前ビル2F
- 交通手段
-
阪急園田駅北出口徒歩1分
オフィシャルサイト:
https://maedaseikei.jp/
骨粗鬆症・関節リウマチ
専門サイト:
https://maedaseikei-ortho.jp/

Doctor
Doctor
この記事の監修医師

まえだ整形外科リウマチクリニック
院長 前田 俊恒 先生
2006年に神戸大学医学部を卒業後、同附属病院や関連病院で研鑽を重ね、2015年に医学博士を取得。2017年には米国スタンフォード大学医学部免疫リウマチ科の客員講師を務めた。
神戸大学医学部附属病院整形外科助教、松原メイフラワー病院整形外科医長などを経て、2025年に「まえだ整形外科リウマチクリニック」を開院。
日本整形外科学会整形外科専門医・指導医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医、日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医。
関節リウマチや骨粗鬆症の専門的な診療を軸に、超音波検査を活かした診断とリハビリテーションを組み合わせたオーダーメイドの治療に取り組む。患者さまの幸せと満足を大切にしながら、安心できる診療を通じて、地域とともに歩む医療を目指している。
