2026年7月27日
淀屋橋「むらのクリニック」で
潰瘍性大腸炎・クローン病と向き合う

大阪市中央区道修町、淀屋橋駅13番出口から徒歩3分に位置する「むらのクリニック」は、IBD(炎症性腸疾患)診療に力を入れる消化器内科クリニックです。
院長・村野実之医師はIBD研究・診療のスペシャリストで、現在まで約800人規模のIBD患者を診療。
大阪のクリニックでは希少な便中カルプロテクチン迅速検査を導入し、約10分で腸の炎症を数値化しています。
患者さま一人ひとりの体調と生活スタイルに合わせた、オーダーメイドの治療が特徴です。
副院長村野 直子
Murano Naoko
院長村野 実之
Murano Mitsuyuki
院長「村野 実之」先生が
大切にする、
疾患と「うまく付き合う」
IBD診療
IBDはうまく付き合っていくことが大切な疾患です。
ステロイドを極力使わず、医療経済的な視点も持ちながら、その方に合った治療の選択肢を広げていく診療を大切にしています。
服薬をやめたいときも、治療方針に迷ったときも、まず相談できる環境が整っています。
副院長「村野 直子」先生が
大切にする、
初期診断から丁寧に積み上げる
IBD治療
IBDの診断には時間をかけることもあります。感染性腸炎との鑑別など、初期診断を丁寧に行うことがその後の治療の方向性を大きく左右するためです。
便中カルプロテクチン迅速検査を活用し、患者さま自身が腸の状態を数値で把握できる診療を実践しています。
features
医療ライターから見た、
むらのクリニックの
IBD治療の特徴

450〜800人規模の症例数が生む、オーダーメイドの治療
当院のIBD診療患者数は潰瘍性大腸炎・クローン病合わせて定期通院だけで約400人、のべ800人規模。
この豊富な症例数があるからこそ、「他の患者さまがこのやり方でうまくいっていた」という実践的な知見を治療に活かすことができます。
教科書通りではなく、その人の体調・生活スタイル・考え方に合わせた選択肢を提示してくれるのが、大病院にはないクリニックならではの強みです。

大阪のクリニックでは希少、便中カルプロテクチン迅速検査を導入
腸の炎症を約10分で数値化できる便中カルプロテクチン迅速検査を導入しています。
大阪のクリニックレベルでの導入はまだ非常に少なく、当院はその先駆け的存在です。
症状がなくても炎症がくすぶっているケースを見逃さず、薬の増減や治療変更の判断を客観的な数値で行えます。
患者さまご自身も数値で現状を把握できるため、治療への納得感と主体性が生まれます。

ステロイドを使わない方針と、難治化させない早期治療へのこだわり
可能な限りステロイドを回避する方針をとっています。ステロイドは即効性がある一方、長期使用で骨粗鬆症・糖尿病などのリスクがあるためです。
また初期診断を最も重視しており、感染性腸炎との鑑別に時間をかけてでも正確な診断を優先します。最初の方向を誤ると治療が全く違う方向に進んでしまうためです。
そのリスクを熟知しているからこそ、診断に妥協しない姿勢が貫かれています。
Video introduction
movies
むらのクリニックの動画紹介
interview
interview
院長 「村野 実之(むらの みつゆき)先生」と
副院長「村野 直子(むらの なおこ)」先生 に独自取材

IBDとはどんな病気ですか?
● 院長
IBD(炎症性腸疾患)は、腸の粘膜に慢性的な炎症が起こる疾患の総称です。
主に潰瘍性大腸炎とクローン病を指し、症状が落ち着く「寛解」と悪化する「再燃」を繰り返します。
近年、食生活の欧米化などを背景に患者数が急増しており、若い世代にも多く見られます。完治が難しい疾患ですが、適切な治療で寛解期を長く保ち、普通の日常生活を送ることは十分可能です。

どんな症状があったらIBDを疑えばいいですか?
● 院長
頻回な下痢や血便が主なサインです。「痔だと思っていたら実は潰瘍性大腸炎だった」というケースも少なくありません。
- 整腸剤を飲み続けても症状が改善しない
- 下痢と血便が繰り返し続く
このような場合は、一度専門医にご相談されることをおすすめします。
腹痛・体重減少・発熱・倦怠感が続く場合も受診の目安になります。

IBDはどうやって診断するのですか?感染性腸炎との見分け方は?
● 院長
診断には症状の問診・内視鏡検査・便の培養検査などを組み合わせて行います。最も難しいのが感染性腸炎との鑑別で、症状がよく似ているため判断に時間がかかることがあります。
当院では初期診断を最も重視しており、場合によっては半年かけて慎重に診断を進めることもあります。
最初の診断の方向を誤ると治療が全く違う方向に進んでしまうため、焦らず丁寧に鑑別することが大切です。
IBDと診断されたら、どんな治療をするのですか?
● 院長
薬物療法が中心で、症状や重症度に応じて5-ASA製剤・免疫調整薬・生物学的製剤などを使い分けます。
当院ではできるだけステロイドを使わない方針をとっています。ステロイドは即効性がある一方、長期使用で骨粗鬆症や糖尿病のリスクが高まるためです。
薬だけでなく、生活指導・食事指導も治療の大切な柱です。症状や体調に合わせてケースバイケースで最適な治療を選択します。
高額な薬もあると聞きました。費用はどのくらいかかりますか?
● 院長
生物学的製剤など、月30〜70万円規模になる薬剤もあります。
ただし潰瘍性大腸炎・クローン病は難病指定を受けているため、医療費助成制度を利用することで患者さまの負担を大幅に抑えることができます。
当院では医療経済的な視点も意識しながら、患者さまにとってデメリットのない範囲で、できるだけ費用対効果の高い治療を選択するよう心がけています。
高額な薬を使っている方は全体の約10%程度です。
腸の炎症を10分で調べられる検査があると聞きました。
● 院長
当院では便中カルプロテクチン迅速検査を導入しています。
カルプロテクチンは腸に炎症があるときに便に多く含まれるタンパク質で、その量を測定することで腸の粘膜の炎症を客観的に評価できます。
一般的な検査では数週間かかる結果が、当院では約10分で判明します。「症状は落ち着いているけど、本当に炎症が治まっているか確認したい」という方にも最適な検査です。
大阪のクリニックレベルではほとんど導入されていない、当院の強みのひとつです。
カルプロテクチンの数値はどう見ればいいですか?
● 院長
100以下が理想的な状態(内視鏡的寛解に相当)、200以下がおおむね安定の目安です。400以上になると再燃リスクがあり、治療や検査の再評価をおすすめしています。
この数値を患者さまご自身が確認できることで、「今の治療がうまくいっているか」を主体的に把握していただけます。
3〜4ヶ月に1回の頻度で測定し、治療効果の確認や薬の増減の判断に活用しています。
仕事が忙しくても、IBDの治療を続けられますか?
● 院長
IBDの患者さまは働き盛りの方がとても多いです。だからこそ、通院の負担をできるだけ少なくすることを意識しています。
症状が落ち着いている方は2ヶ月に1回の通院が目安で、炎症の評価は便中カルプロテクチン迅速検査を院内で実施し、約10分で結果が出ます。頻繁に内視鏡を受ける必要はありません。
● 副院長
淀屋橋はオフィス街の真ん中にあります。昼休みや仕事前後に立ち寄れる立地なので、「忙しくて通えない」という方にも受診していただきやすい環境です。
便を持ってきていただければ、その日のうちに腸の状態がわかります。
当院では、仕事を続けながら、無理なく治療を続けられる体制を整えています。
薬をやめたいと思ったらどうすればいいですか?
● 院長
必ず相談してからやめるようにしていただきたいです。
IBDは急に服薬を中断するとほとんどの方が再燃します。「やめたい」と思ったときでも、まず相談していただければ、「あなたはここでやめると次に悪化しますよ」「あなたは一度やめてみても大丈夫そうです」とケースバイケースで判断できます。
自己判断でやめるのではなく、医師と相談しながら進めることが、長く安定した状態を保つ秘訣です。
どのくらいの頻度で通院・検査が必要ですか?
● 院長
症状が落ち着いている方は2ヶ月に1回の通院が目安です。
内視鏡検査は最初の診断時と、腫瘍・ポリープの確認、病変の範囲評価を中心に行います。
日常的な炎症の評価には便中カルプロテクチン迅速検査を活用するため、頻繁に内視鏡を受ける必要はありません。
便ひとつで約10分、その日のうちに結果がわかるため、通院の負担を最小限に抑えながら病状をしっかり管理できます。
- 所在地
- 〒541-0045
大阪府大阪市中央区
道修町4-4-10
KDX小林道修町ビル1F
- 交通手段
- 大阪市メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」13番出口より徒歩3分
京阪電鉄京阪本線「淀屋橋駅」より徒歩8分
大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅」7番出口より徒歩5分
- URL
- オフィシャルサイト
https://murano-clinic.com/
内視鏡検査専門サイト
https://murano-clinic.jp/

Doctor
Doctor
この記事の監修医師

むらのクリニック 院長
村野 実之 先生
大阪医科大学卒業後、同大学第2内科に入局。
大阪医科大学大学院修了、ニューヨーク大学分子病理学教室への留学を経て、2011年にむらのクリニックを開院。
医学博士、日本内科学会認定内科医。IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)の診断と治療を専門とし、疾患を個性として受け止め、患者さま自身が自分の体を理解しながら治療の選択肢を一緒に広げていく診療を軸に置いている。
むらのクリニック 副院長
村野 直子 先生
埼玉医科大学卒業後、大阪医科大学第2内科にて研修。
ニューヨーク大学分子病理学教室への留学を経て、2011年にむらのクリニック副院長に就任。
医学博士、日本内視鏡学会専門医・指導医。
まずは丁寧に話を聞く姿勢を大切にし、患者さま一人ひとりに寄り添う診療を実践している。

