2026年4月15日
「子どもの目の未来を守るために」梅北眼科の近視進行抑制治療

大阪市北区・グランフロント大阪地下1階にある「梅北眼科」は、お子さまからシニアまで幅広い世代の目の健康を支える地域密着型の眼科です。近視抑制治療を中心に、小児眼科、ICL(眼内コンタクトレンズ)、一般眼科、白内障手術と網膜硝子体手術のご相談(関連医院への引き継ぎ)など、さまざまな目の疾患に対応しています。近視抑制治療は長期的に継続することが大切な治療であるため、通院しやすい環境づくりを大切にしています。
また、梅北眼科は医療法人涼悠会の一院として、和歌山県のトメモリ眼科・形成外科およびトメモリ眼科・形成外科いわで宮本クリニックと連携。法人全体で蓄積してきた豊富な症例や知見を共有しながら、日々の診療に活かしています。
院長「野﨑 真世」先生が大切にする、子どもが前向きに続けられる「ネガティブにならない」 近視抑制治療


院長野﨑 真世
Mayo Nozaki
梅北眼科の院長を務める野﨑真世先生は、北海道大学病院で小児眼科を専門に研鑽を積み、2017年に院長に就任しました。野﨑先生が近視抑制治療に力を入れている理由は、近視を放置すると将来、緑内障や網膜剥離などの病気のリスクが高まる可能性があるためです。だからこそ、子どものうちから目の状態をしっかりと管理し、近視の進行をできるだけ抑えていくことが重要だと考えています。
診療で大切にしているのは、「できた喜び」と「見える喜び」を子どもたちに感じてもらうこと。治療が負担にならないよう、お子さまと保護者のお気持ちに寄り添いながら、前向きに続けられる近視抑制治療を目指しています。
featuresfeatures医療ライターの視点から
梅北眼科が大切にしている近視抑制治療

梅田駅直結。通いやすさが
治療継続につながる
近視抑制治療は、定期的な通院を前提とした長期的な治療です。そのため、無理なく通院を続けられる環境はとても重要になります。
梅北眼科は梅田駅から地下で直結しており、雨の日でも濡れずに来院できる立地にあります。お仕事で忙しい保護者の方や、学校や塾帰りのお子さまにとっても通いやすい環境が整っています。こうした通院のしやすさは、治療を無理なく続けるための大切な要素であり、結果として治療の成果にもつながると考えられています。

複数の治療法に対応した
総合的な近視抑制治療
梅北眼科では、低濃度アトロピン点眼、オルソケラトロジー、レッドライト療法といった複数の近視抑制治療に対応しています。お子さまの年齢や生活環境、近視の進行状況は一人ひとり異なるため、それぞれの状態に合わせた治療方法を提案できる体制を整えています。また、治療を進めるなかで生活スタイルや目の状態が変化することもあります。そのような場合でも、状況に応じて治療方法を見直したり、別の治療を提案したりしながら、長期的に近視管理を続けていくことが可能です。

数値で確認する、
丁寧な近視管理
近視抑制治療では、視力だけでなく目の状態をさまざまな角度から評価することが重要です。梅北眼科では、視力検査に加えて眼軸長や屈折度数、角膜形状などを丁寧に測定し、近視の進行を数値で管理しています。治療を開始する時点の状態をしっかり記録しておくことで、その後の変化を客観的に確認することができます。「なんとなく良くなっている」という感覚ではなく、具体的なデータをもとに状況を把握しながら治療を進めていくことができる点も大きな特徴です。
interviewinterview院長 「野崎 真世(のざき まよ)先生」に独自取材

近視抑制治療とはどんな治療ですか?
治療の目的は、眼球が後ろに伸びていくのをできるだけ抑えることです。近視は眼球が前後方向に伸びることで進行するケースが多く、その伸びをコントロールしていくことが治療の中心になります。
そのため、単に「視力が上がったか下がったか」だけで評価するのではなく、眼軸長と呼ばれる眼球の長さを測定しながら、数値で近視の進行を管理していきます。まずはお子さまの目の状態を詳しく確認し、それぞれに合った治療のプランを立てます。そのうえで、無理なく続けられる方法から治療を始め、長期的に近視の進行を見守っていくことを大切にしています。

どのような近視抑制治療に対応していますか?
現在、梅北眼科では主に三つの近視抑制治療に対応しています。
- 低濃度アトロピン点眼
- オルソケラトロジー
- レッドライト療法

ひとつは低濃度アトロピン点眼で、就寝前に点眼することで近視の進行を抑える治療です。もうひとつはオルソケラトロジーと呼ばれる治療で、夜間に専用のコンタクトレンズを装用し、日中は裸眼で過ごせるようにする方法です。
さらに、レッドライト療法にも対応しています。これは専用の機器を使って赤い光を眼の奥に照射することで、眼球の低酸素状態を改善し、近視の進行を抑えることを目的とした治療です。
今後は多焦点コンタクトレンズや近視進行抑制メガネなど、新しい治療方法も取り入れていく予定です。お子さま一人ひとりの目の状態や生活スタイルに合わせて、最適な治療方法をご提案しています。
近視抑制治療を始めるにあたって、どんな検査をしますか?
屈折度数の測定や視力検査に加えて、梅北眼科では必ず「眼軸長」を測定しています。眼軸長とは眼球の前後の長さのことで、この長さが伸びるほど近視は進行します。
そのため、治療を開始する時点での眼球の大きさを記録し、その後の変化を比較することで、近視がどの程度進んでいるかを客観的に評価していきます。
視力検査は、読書の習慣や当日の体調などによって結果が変わることもありますが、眼軸長を測定することで、より正確に近視の状態を把握することができます。また、この検査によって、近視が進みやすいタイプかどうかの傾向も見えてくることがあります。
近視になる原因はなんですか?
近視の原因として最も大きいといわれているのが遺伝です。同じ生活環境で過ごしていても、近視の進み方には個人差があり、強度近視になりやすいタイプのお子さまもいます。
ただし、生活習慣も大きく影響します。手を伸ばした距離よりも近い位置で長時間本や画面を見続けることや、外で遊ぶ時間が少ないことは、近視の進行につながる要因とされています。
特に、ご両親がともに近視の場合は遺伝的な要素が関係している可能性もあるため、早めに目の状態を確認しておくことが大切です。顔立ちが似るように、目の特徴も似てくることがありますので、一度検査を受けてみることをおすすめしています。
近視抑制治療中に気をつけることはありますか?
治療とあわせて、日常生活で意識してほしいことがいくつかあります。
まず大切なのは、外で過ごす時間をしっかり確保することです。
自然光を浴びることが近視の進行抑制に関係しているという研究が世界的に報告されており、シンガポールや中国などでは、学校の教育カリキュラムの中に外で過ごす時間を取り入れているほどです。
もうひとつは、近い距離で物を見続けないことです。
長時間同じ距離で画面や本を見続けるのではなく、30分ほどで一度視線を遠くに向けるなど、目を休める習慣をつけてください。昔は休み時間になると外でドッジボールや鬼ごっこをして遊ぶ子どもが多かったと思いますが、そうした生活は実は目にとってもとても良い環境だったといえます。
治療の効果はどのくらいで出ますか?
基本的に長い期間で評価していく治療ですが、梅北眼科では治療開始から1か月以内に必ず診察を行います。治療の効果が期待できるか、治療の継続が可能かを判断します。
オルソケラトロジーの場合は、装用後に視力が改善するため、比較的早い段階で変化を実感しやすい治療です。治療が安定しているお子さまでは、半年に一度の診察で経過を確認するケースもあります。ただし近視の進み方には個人差がありますので、定期的に検査を行いながら、数値をもとに経過を一緒に確認していくことが大切です。
費用はどのくらいかかりますか?
近視進行抑制治療はすべて自費診療になります。治療は高校生くらいまで継続するケースもあるため、教育費と同じように長期的な視点で考えていただくことが大切だと思います。毎月のコンタクトレンズ代や、将来的な目の病気のリスクを考えると、トータルでは決して高いものではないと感じています。お支払いの仕方として、初期に購入する方法と、月額でサブスク会員としてお支払いいただく方法をご準備しています。費用については初回の診察時に丁寧にご説明していますので、まずは安心してご相談いただければと思います。
※サブスク会員の月額は7,000〜8,000円ほどです
※サブスク会員の方は、年に一度新しいレンズに無償で交換が可能です
治療を続けられるか不安な方も多いかと思います
続けられないケースはたくさんあります。ただ一つの方法が続けられなかった場合も、できる次の方法をご提案しますので諦めないでください。ご家族で協力して取り組んでいただくことが大切です。特にオルソケラトロジー治療は、保護者様に管理をお願いするケースが多く、ご理解とご協力が不可欠です。
家事や育児をしながら、毎日レンズの管理をするというのは本当に大変なことだと思っています。だからこそ保護者様のお悩みもお伺いしながら、一緒にやっていけたらと思っています。
視力検査が苦手なお子さまもいますが、大丈夫でしょうか
近視のお子さまの中には、「検査でうまく見えなかったら怒られるかもしれない」と不安に思っている子も少なくありません。そのため梅北眼科では、現在の目の状態をネガティブに伝えるのではなく、お子さまが前向きに受け止められるような説明を心がけています。
「できた喜び」と「見える喜び」を感じながら治療を続けていくことが大切だと考えています。診察の中では、お子さま自身が言いにくいことや不安に感じていることも自然に話せるような雰囲気づくりを意識しています。
転勤などで引越しが必要になった場合はどうなりますか?
転居された場合でも、できるだけ同じ治療を続けられるようにサポートしています。例えばオルソケラトロジーの場合は、同じレンズを取り扱っているクリニックをご紹介し、診療情報も共有することでスムーズに治療を継続できるようにしています。
また、転居後に再び大阪へ戻られた際には、当院で治療を再開することも可能です。進学や就職など、人生の節目の中で長く関わっていけることを私自身とても嬉しく思っています。
メガネ店で相談する場合と、眼科での治療は何が違うのでしょうか
メガネ店は、見えるための道具を提供する場所です。そのため「よく見えるようにすること」が主な目的になります。一方で眼科では、視力だけでなく目の健康全体を管理する必要があります。
近視の背景に目の病気が隠れていることもありますし、眼軸長の管理や近視の進行評価、治療方法の選択など、医学的な判断が必要になる場面も多くあります。こうした点は医療機関である眼科だからこそ対応できる部分です。まずは一度、眼科でしっかり目の状態を確認することをおすすめしています。
近視を放置するとどうなりますか
近視をそのままにしておくと、将来的に緑内障や網膜剥離などの目の病気のリスクが高くなることがあります。近視そのものは病気ではありませんが、強度近視になるほどそのリスクは高くなるといわれています。
だからこそ、子どものうちから近視の進行を抑えておくことは、将来の目の健康を守ることにもつながります。視力が悪いのは仕方ないと諦めてしまうのではなく、今できる対策をしっかり行っていくことがとても大切だと考えています。
近視は予防できますか?
完全に予防することは難しいですが、進行を遅らせることはできます。
特に遺伝要因が強い場合はなおさら早めの対策が重要です。
日常生活でできること
- 外遊びをしっかりして光を浴びること
- 30分以上同じ距離で物を見続けないこと
この二つが特に大切です。
- 所在地
- 〒530-0011 大阪府大阪市北区
大深町3−1
グランフロント
大阪北館B1F
- 交通手段
-
- JR大阪駅と2階デッキでつながっております。
JR大阪駅からお越しの方はグランフロント大阪北館の2階の「無印良品」にあるエスカレーターで地下1階に降りてすぐです。 - ビルやビル周辺にパーキング 有
- JR大阪駅と2階デッキでつながっております。
- URL
- 医療法人涼悠会トメモリ眼科・形成外科
https://www.tomemori-ganka.com/
医療法人涼悠会トメモリ眼科・形成外科 いわで宮本クリニック
https://www.tomemori-ganka-iwade.com/
医療法人涼悠会梅北眼科
https://www.umekita-ganka.com/
ゲートタワー淀屋橋眼科
https://www.gatetower-eye-clinic.com/

Doctordoctorこの記事の監修医師

理事長 留守 良太 先生
医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科
福岡大学医学部卒業後、福岡大学病院眼科、近畿大学病院眼科にて研鑽を重ね、臨床経験を積んできた。1998年にトメモリ眼科・形成外科院長に就任。2010年には医療法人涼悠会理事長に就任し、現在は法人全体の診療を統括している。日本眼科学会眼科専門医。日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会のほか、AAO※1、ASCRS※2、ESCRS※3など国内外の学会に所属。白内障手術や屈折矯正手術、網膜硝子体手術など幅広い眼科手術に取り組んでいる。また、主要な医療機器メーカーのアドバイザーとして開発段階から関わるなど、常に新しい医療技術に触れながら診療に活かしている。国内外での講演活動や学会発表、論文執筆も多数行い、眼科医療の発展にも積極的に取り組んでいる。
「ここで受けてよかった」 と患者さまに感じていただける医療を目指し、手術だけで終わらない長期的な術後フォローを大切にしている。
※1:American Association of Ophthalmology
※2:American Society of Cataract & Refractive Surgery
※3:European Society of Cataract & Refractive Surgeons


